2015.10.24 《「ビエンナーレ いしかわ 秋の芸術祭」に参加》

23日(金)、石川県金沢市で開催中の「2015 ビエンナーレ いしかわ 秋の芸術祭」での“金沢落語まつり”に出演。楽しいひとときを過ごしました(^^)/

昨年春には「ラ・フォル・ジュルネ」の催しに呼ばれましたが、今年は「ビエンナーレ」──。

「ビエンナーレ」とは、「鼻炎になれ」という意味ではなく、「ごめんはなれ」の金沢弁でもなく、「二年に一度」という意味のイタリア語なのだそうです。

ヴェネチアで始まった「二年に一度」の現代美術の祭典“biennare”のスタイルが世界各地に広まり、石川県でも開催されるようになったとのこと。

美術・音楽のイベントに加え、落語会も入れてもらえたという次第(´▽`)ノ

新大阪駅から特急サンダーバードに乗り、湖西線経由で一路金沢へ──。

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今年は秋らしい日和が長く続いていて、気持ちがいいですね(^-^)/

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車窓から眺める琵琶湖の風景に心癒されます。

微睡むうちに、金沢駅へと到着。

今、金沢は北陸新幹線が開通した影響で観光客がとても増えています。

東京駅からの所要時間は2時間40分。大阪駅からの所要時間とほぼ同じ。

新幹線は便利だけれど、その皺寄せを感じている大阪人は結構いるはず。

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かつて富山駅まで走っていた特急サンダーバードは、すべて金沢止まりになりました。新幹線と併走する在来線は(経営の問題から)JRが自治体主導などの第3セクターに譲渡してよいという法律ができたためです。金沢以北の在来線は「IRいしかわ鉄道」という名前になりました。したがって、大阪から富山に行く時は、金沢駅で新幹線に乗り換えるか、IRでトロトロ行くかを選択せざるを得ないのです。米原~金沢間も「北陸本線」ではなく、単に「北陸線」と呼ばれるようになりました。

駅員さんの話によると、2020年には北陸新幹線が敦賀駅まで伸びるとのこと。そうなると、北陸線という呼び名も無くなりそう。

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でも、そんな感傷はどこ吹く風。金沢駅はこの日も大勢の観光客で賑わっていました。

今、金沢に限らず、日本全体が旅行ブームのようですね。

さて、この日は東西から噺家が集まっての落語競演!

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会場の北國新聞赤羽ホールには満員のお客様が詰め掛けて下さり、前座からよく受けました(^^)/

『癪の合薬』    二乗
『時うどん』    南天
『がまの油』    一九
『一文笛』    円楽
            〈中入〉
『地獄八景亡者戯(前半)』    米團治
『二番煎じ』    文珍

沢山のご来場、誠にありがとうございました(^人^)

ロビーには、かつて金沢にあった寄席小屋「一九亭」の資料を今に伝える一九会の皆さんが、貴重な書や絵を展示しておられました。

終演後、そこで金沢出身の柳家一九さんと私がお客様としばし談笑。“ビエンナーレ”の趣向に添わせていただきました(^0^;)

その後は、米朝一門の噺家、お囃子の律っちゃん、米朝事務所の今井社長とともに、金沢の街を徘徊…いや、散策。

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ふと見つけた「串焼きと魚料理と旨い酒、たかじ」にふらっと入り、酒宴の開始(^o^)/\(^o^)

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加賀の地酒と郷土料理を満喫しました。どれも美味しかったけど、殊にイカの串焼きが旨かった☆

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そして、福岡出身のそうば君のオススメ、「一風堂」の博多ラーメン(白丸元味)で仕上げました(^◇^;)

翌朝──。

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エクセル東急ホテルからの眺めも心やすらぎます。

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短い滞在でしたが、金沢を堪能しました(^-^)

そうそう、金沢駅の構造で、一つだけ不満があります。それはタクシー乗り場の乗車スペースが狭いこと。何台もクルマは客待ちしてるのに、一台ずつしか乗れないので、長蛇の行列ができてしまいます。

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透明のフェンスを少し外して、せめて同時に2台ずつ乗れるようにしてはどうですか。一台ずつなら、ドアボーイが立つ意味も無くなるのでは…。

乞う、ご検討!