2015.10.25　《奉納劇『降臨』斎行 @ 上賀茂神社》

24日(土)、京都の上賀茂神社の第42回「式年遷宮」に際して執り行われた宮本亜門演出による奉納劇『降臨』を観劇。その神々しさに感激しました☆

正式名称は賀茂別雷神社(カモワケイカズチジンジャ)。

境内に作られた特設野外ステージ。重要文化財の細殿・橋殿・土舎をそのまま使い、その前に縦長の舞台が作られてあります。

それを挟むように左右に設けられた観覧席は満員の観客で埋まり──、

午後５時、宮本亜門さんの登場です。

京都市長、門川大作さんとの厳かな中にもユーモアに溢れたトークを聴いているうちに、あたりは暮れなずみ、東の空に月が顔をのぞかせます。

小雪さんの語りの中、団時朗さん、尾上紫さん、藤間信乃輔さんをはじめとする沢山の役者さんが、ご祭神である賀茂別雷大神の降臨の話を大胆に演じられました。

照明効果を駆使し、社叢を借景にした演出は、“神の降臨”を目の当たりにするようでした☆☆

尾上紫(オノエ・ユカリ)さんの舞──、真に迫るものがありました☆☆☆

奉納劇『降臨』は、めでたく終演。

実は私、奉納劇を観る前に、下鴨神社にお詣りしておりました。

やはり、玉依姫と、その父君が祭られている神社…謂わば「おやがみさん」ですからね(^^*)

二つの神社を繋ぐ賀茂川。

背景には比叡山が目に映り、心なごみます(^-^)

こちらは下鴨神社。正式名称は賀茂御祖神社(カモミオヤジンジャ)。

ご祭神は賀茂建角身命(カモタテツヌミノミコト) と玉依媛命(タマヨリヒメノミコト)。

糺の森は、いつ訪れても、清々しい氣に満ちています。

温かく迎えていただいる気持ちになる本宮。

心やすらぐ御手洗川と大きな銀杏の木。

今年４月に式年遷宮を済ませた下鴨神社──。

ここでも奉納劇が観たい…。そんな気持ちになりました( ^-^)(^^*)