2015.11.15 《美内すずえさんとの対談》
毎日新聞“おんなのしんぶん”紙面の「米團治の粋な噺で行きましょう」──。
高校生の時に漫画家としてデビューし、数々のヒット作品を輩出した才女です。
殊に『ガラスの仮面』はロングセラーを誇り、作品の中に登場する劇が独立したお能になるなど新たな展開を生み、美内さんのライフワークともなっています。
私の妻も娘もかねてより『ガラスの仮面』の大ファン! 私もその影響で全巻読破し、その後『アマテラス』のファンにもなりました(^^*)
したがって、対談では二つの作品について色々お訊きしようと思っていたのですが──。
いきなり、美内さんは「私は米朝師匠の落語が大好きで、漫画を描く時にはいつも師匠のLPを聴きながら描いていたんですよ」と仰いました。
これにはビックリ! 「 美内すずえ作品の陰には桂米朝あり」だったのですね(*^_^*)
対談場所は大阪駅の北ヤードが一望できる毎日新聞大阪本社(^^)/
先日の「道頓堀合同慰霊祭」の件も含め、お互い思いの丈をたっぷり話し、二時間がアッという間に過ぎました( ^-^)(^-^*)
最後に私が色紙にサインをお願いしたら、そこにあったボールペンと少し太めのサインペンで『ガラスの仮面』の主人公、北島マヤを描いて下さったのです!
まず輪郭の線を入れ、次に目の中のキラキラの星をボールペンで書き、その後、なんのためらいもなく顔全体をどんどんと描かれ、最後に睫毛と目に濃い黒を入れられた瞬間、顔に生気が宿ったのです !!
制作過程を目の当たりにした私は興奮し、「美内さん! 僕もがんばります」と叫んでしまいました(^o^;)
詳しくは明日(16日)の朝刊をご覧下さい!