2015.11.27 《「終戦後復活落語70周年記念・落語会」 @ 天満天神繁昌亭》
24日(火)、大阪・天満天神繁昌亭の夜席で開かれた「終戦後復活落語70周年記念・落語会」に出演。満員のお客様で賑わいました(^^)/
大正から昭和にかけて衰退の一途を辿っていた上方落語を盛り立てるべく、そして憔悴しきった大阪の人々に笑いを提供すべく、第2次世界大戦での敗戦から僅か三ヶ月ほどしか経たぬ11月21日に、四天王寺の本坊にて落語会が開かれ、和室は満員の聴衆で沸き返ったのだそうです。
その時の番組は次の通り──。
『浮世根問』 米之助
『拡声器』 枝鶴
『でば吉』 松鶴
〈中入〉
『味噌蔵』 枝鶴
『景清』 米之助
『三十石』 松鶴
昭和20年の話です。ここでの米之助とは、のちの四代目桂米團治のこと。枝鶴とは、桂花柳改め三代目笑福亭枝鶴のこと。松鶴とは、五代目笑福亭松鶴のこと。この時は華々しく公演が開かれたものの、その後、三人とも相次いで亡くなり、新聞には「上方落語は滅んだ」と書かれたのだとか…。
しかし、その後、三人の遺志を汲んだ当時の若き噺家(のちの四天王…松鶴・米朝・春團治・文枝)たちが、上方落語界を復興させることになるのです。
その礎となった落語会から70年を経た今年──、「上方落語の復興に尽力下さった師匠方に感謝する落語会を開こう」と、六代 桂文枝会長が企画。11月21日~24日の四日間、繁昌亭夜席は「終戦後復活落語70周年記念・落語会」で賑わいました(^-^)/
私は最終日に出演。この日も大入満員の盛況(^人^)
『時うどん』 文都
『仏師屋盗人』 呂鶴
『ヘイ! マスター』 文珍
《中入〉
『淀の鯉』 米團治
『夢八』 千橘
『笠碁』 ざこば
沢山のご来場、心より御礼申し上げます_(._.)_
ところで、こちらは最近楽屋に置かれたインスタントコーヒー専用のコーヒーサーバー(^-^)
インスタントコーヒーが、不思議とさらに美味しく味わえるのです( ^o^)/ 一杯30円、もしくはそれ以上のカンパ箱あり。
終演後は繁昌亭前のスペイン風居酒屋「cocoNano」で打ち上げ(^o^)/\(^o^) こちらも大いに盛り上がりました☆
ざこば兄さん、ご馳走さまでした(^-^*)