2016.03.12 《東日本大震災から5年》
11日(金)、東日本大震災から丸5年が経過──。
全国各地で追悼式が営まれ、東京の国立劇場では政府主催の「東日本大震災五周年追悼式」が、天皇皇后両陛下のご臨席のもと、しめやかに開かれました。
地震が起きた最初の一年は、時の経過が長く感じられたけど、今は「もう五年か」という思いが先に立ってしまいます。
やはり、風化させずに、伝えていくことが大切ですね。
風化すると言えば、原発問題。一時は原子力発電の危険性が叫ばれていたにも拘わらず、こちらはフェイドアウトの方向にあるようです_(._.);
国内の原子力発電所が一基も動いていなかった時期でさえ、電力不足にならなかったのに…。どうも今の為政者は一日も早く稼働させたくて仕方がないようで…。お祖父様の遺志を継ぐという気持ちがおありなのかもしれません。
私は、父親のこんな口癖が頭に刷り込まれているためか、稼働には慎重な意見を抱いてしまうのです。
「使用済み核燃料をどうするんや。処理場と処理方法を誰かがきっちり説明してくれたら、わしはなんにも言わん。この問題を云々したら、必ず思い出すのが星新一の『おーい、出てこい』という短編。あれは示唆に富んでるなぁ」
まもなく米朝没後一年を迎えます。
これから毎年3月はいろんなことに頭を巡らせる月間になりそう。
東日本大震災でお亡くなりになった方々へ哀悼の意を表するとともに、被災された方々の安寧とご多幸をお祈り申し上げます☆