2016.03.21 《「桂米團治を聴く会」@ 本長寺》
20日(日)、今年も大阪・谷町の本長寺で「桂米團治を聴く会」が開催されました。
戦後まもなくの昭和24年、上方落語の復興を祈念して先代の米團治師匠が当寺で落語会を開かれたのだとか。その後、先代の文枝師匠もここで演じられたことがおありだったそうです。
そして、当寺の檀家でいらっしゃるイラストレーターの成瀬國晴さんが「このご縁を繋ぎたい」と私にお話し下さり、私の米團治襲名を機に「桂米團治を聴く会」が実現したのです。
以来、8年──。すっかり春のお彼岸の行事として定着させていただいた様子(^人^)
去年は米朝が他界した三日後に開かれ、気持ちが高揚した中で高座を勤めていたのを思い出しながら、今回も一所懸命に努めるべく身体を調整します。
本堂は沢山のお客様で賑わい、成瀬國晴さんの司会のもと、住職の瀬川和久さんも加わり、盛大に行われました(^o^)/
『時うどん』 小鯛
『蔵丁稚』 米團治
「鼎談」 桂米團治 & 瀬川和久 & 成瀬國晴
「鼎談」では『地獄八景亡者戯』に引っ掛けて“死生観”の話で盛り上がりました。当寺は日蓮宗ですが、我が中川家は神道です。宗教の違いによる“あの世”と“この世”に対する考え方の差異を楽しく語り合いました( ^o^)(^-^)(^-^*)
ご来場、心より御礼申し上げます_(._.)_
来年も春の彼岸の日曜日に開催されることが決定。
今日からの一年、さらに精進いたします☆