2016.04.01 《沖縄本島の旅【後編】》
うたた寝している明神ファミリー(輝久子 & 愛 & 奈美)を乗せたまま、知念満さん運転による沖縄本島の旅は続きます☆
金武(キン)湾に沿ってクルマを走らせ、うるま市の勝連半島から浜比嘉島(ハマヒガシマ)へと向かいます。
有難いことに、この島とは橋で繋がっていました(^^)/ クルマに乗ったまま浜比嘉島へと到着。
早速、琉球を開闢した祖神、男神アマミチューと女神シルミチューが祀られている岩屋を発見!
大石林山に祀られている沖縄の祖神、アマミキオと同じ神なのかどうかは、よく分かりません。
いずれにせよ、拝所となっている岩屋周辺はとても穏やかな空気が流れていて、波打ち際にいると、時の経つのを忘れてしまうほど☆
知念さん曰く、「本島では珍しい光景になりつつありますが、ここは波打ち際まで生きた珊瑚がいるんです。だから、青い魚も…ほら、泳いでいるでしょ」
ゆったりした時間の中で至福のひとときを過ごすことができました(´▽`)
その夜は熟睡☆
翌日は本島南部にある久高島(クダカジマ)を目指します!
本島北部の大石林山と同じように、こちらも琉球の祖神アマミキオが降臨した聖地と崇められている島なのです。
今や「神の宿る島」として広く世間に知られるようになった沖縄の聖地ですが、この地域の出身でいらっしゃるガイドの知念さんは一緒に行こうとされません。なぜなら、畏れ多すぎるからなのだとか。「子供の頃からおばあちゃんに厳しく説かれてきた場所なので、どうしても入ることができないんです」
それを聞いた私は大いに感銘を受けました。なんとウチナンチュー(沖縄の人)は信仰心が篤いのだろう! 先祖を敬う気持ちや、旧暦を大切にする心など、内地の人がもっと見習わなければならないことだよなぁと痛感した次第。
「いや、もちろん皆さんは久高島に渡って下さい。私は港で待っています」との仰せ。
そのため、知念さんは南城市知念にある安座真港まで我々を送って下さり、そこで手を振って下さいました(^-^)/
久高海運のフェリーで約25分。“神の島”に上陸した我々は、早速レンタサイクル屋さんで自転車を調達し、一周約8kmの細長い島をサイクリングで楽しみました\(^o^)/
ここで暫く寝ているだけで、身体が癒されていくのを感じました。
さらに、自転車で先端のカベール岬まで足を延ばします(^◇^;)
但し、ここはやはり先祖を供養し敬う“神の島”。フーボー御嶽(ウタキ)に近づくと、敬虔な気持ちになりました。
久高島には僅か2時間ほどの滞在でしたが、重厚なエネルギーがいっぱい詰まった島であることを体感した次第☆
今回、沖縄はやはり大和人(ヤマトゥンチュー)が忘れてはならぬ日本の原精神が残っているなと確信しました。
知念さんからいただいた木村正昭氏の著者「邪馬台国は沖縄だった!」はとても興味深い内容です。また訪れる時までには、もっと沖縄の歴史を勉強しておきますね☆
那覇空港ターミナルのお食事処「琉球村」で、三枚肉そばをいただき、知念さんと別れを交わし、帰途に就きました。
帰りの飛行機もピーチ(^◇^;)
貨物用のターミナルに作られた搭乗口にある売店「35(サンゴ)」のハイビスカスティー、めっちゃ美味しかった( ^o^)/
帰りは定刻に離陸(*^o^*) しばらくして、ふと外の景色を見ると、とても幻想的な夕日に遭遇!
今回は夕陽に始まり、夕陽に終わる旅となりました(^-^) アマミキオに感謝(^人^)