2016.08.09 《城南宮》
ブログを休止している間も、私は仕事の前後によく神社仏閣参拝をしておりました。
これからしばらくは、印象に残った社寺を記させていただきます。
実は私、この年齢(トシ)になるまで、一度も城南宮を訪れたことがありませんでした。何度も京都へ通ってるのに…(^ ^;)
いやぁ、来て良かった!
そんなに大きな敷地ではないはずなのに、かなり広く感じるのです。そして何より、とても穏やかな空気の流れている神社でした☆
城南宮のご祭神は、息長垂日売命(オキナガタラシヒメノミコト=神功皇后)と、八千歳神(ヤチトセノカミ≒大国主命)と、国常立尊(クニノトコタチノミコト)の三柱。
太古の昔は真幡寸神社(マハタキジンジャ)という名前で、息長垂日売命と八千歳神の二柱が祀られていたのだとか。
平安京が開かれた時、新たに国常立尊が奉斎され、御所(城)の南側に位置するところから「城南宮」と呼ばれるようになったとのこと。
また、都の裏鬼門にあたることから、貴族が旅をする時など、方違え(カタタガエ)に利用するようになり、「方除(ホウヨケ)の大社」とも言われるようになったのだそうです。
かつて貴族が境内の庭園に咲く四季折々の花を愛でて歌会を行った「曲水の宴」は、形は変えつつも今に受け継がれています。
この日は、ちょうど巫女さんによる“特別守り”の授与の時間帯に遭遇──。
帰り際、境内を出た所で「いつも上賀茂からここまで漬物を売りに来てるねん」という行商のおじさんが印象的でした。お漬物も誠に美味でした☆