2016.08.24 《大和国の神社仏閣参拝 ── 長谷寺~龍穴神社》
足繁く通う京都でさえ、まだまだ訪れたことのない社寺が沢山あるのですから、奈良となるとその数は倍増します。
長谷寺もその一つ。西国三十三所観音霊場の第八番札所として有名な寺院なのに、私はこれまで一度も訪れる機会を持ち得なかったのです。
ようやく参拝できた長谷寺は、なるほど穏やかな氣に満ち溢れた霊場でした。
真言宗豊山派総本山の長谷寺は、奈良県桜井市の初瀬山の中腹に位置します。ちょうど三輪山の東側にあたる場所。自然の宝庫やなぁ。
仁王門から本堂まで続くのが登廊(ノボリロウ)。屋根付きの階段。399段あるそうです。
何より素晴らしいのが、ご本尊の十一面観音立像☆☆☆ いつまでも向かい合っていたい気持ちになります。
ここは別名「花の御寺」と言って、四季折々の花が楽しめるのだとか。
私が参拝したのはまだ紫陽花が残っていた時期ですが、これからは紅葉が待たれる季節となりますね。
さて、続いては、長谷寺から更に東へ──。
奈良県宇陀市にある室生龍穴神社(ムロオ・リュウケツジンジャ)を訪ねました。
ここは私、折にふれ通っている「龍神さま」のおわす神社です。
最近は地元の方々が小まめに整備されておられるようで、有難いかぎり☆
でも、いつまでも知る人ぞ知る秘境であり続けてほしいですね。
招雨瀑(ショウウバク)にも手を合わせ、清々しい気持ちで帰途に就きました。
いつ訪れても、のどかに迎えてくださる山深き土地。それが奈良!