2016.12.27 《内宮(皇大神宮)の別宮──瀧原宮を参拝》
今年もあとわずか。新年を迎える前に(静かなうちに)行きたい神社を訪ねておこうと、皇大神宮…すなわち伊勢の内宮の別宮の一つである瀧原宮(タキハラノミヤ)にお詣りしました。「たきはらぐう」とも呼ばれています。
これまで、私は外宮(豊受大神宮)や内宮(皇大神宮)には何度もお参りしてきましたが、瀧原宮には一度しか足を運んだことがありませんでした。
それは、まだ私が小米朝だった頃。しかも、時間に追われていたので、駆け足の参拝でした。その時は「木々に覆われ、静かで昼なお暗い」という印象だったのですが、今回は…確かに静かでしたが、とても明るく感じました。
度会郡(ワタライグン)大紀町(タイキチョウ)にある瀧原宮は、志摩市磯部町にある伊雑宮とともに、“元伊勢”の伝承がありますが、今ではどちらも内宮の別宮として数えられています。
お社は四つ。
まずは天照大御神の和魂(ニギミタマ)が祭られている瀧原宮(タキハラノミヤ)。
次に天照大御神の荒御魂(アラミタマ)が祭られている瀧原竝宮(タキハラナラビノミヤ)。
そして、所管社として、若宮神社。ご祭神は不詳。でも、なんだか淋しそうでした。
もう一つの所管社として、長由介(ナガユケ)神社。やはり、ご祭神は不詳と記されていますが、こちらは力強そうでした。
まだまだ謎めいた所が多いなぁ。伊勢の奥深さを実感☆
清々しい気持ちで参拝を終えました。
神社正面近くにある道の駅「木つつ木館」で伊勢うどんを食べ、檜の日用品や和菓子を買い込み、神氣をいっぱい吸って、無事帰阪。
来年も元気に高座を勤めるぞ↑↑↑