2017.01.12 《特別展「人間国宝──桂米朝と、その時代」の記者会見》
今年も“十日戎”は凄い人出でしたね。
大阪市内は福笹を手にした人が行き交います。今宮戎や堀川戎だけでなく、住吉大社でも「住吉のえべっさん」と呼ばれている例大祭が行われているのです。
祈祷木を焚く護摩法要もなされる大阪最古の“えべっさん”なのだとか!
さて──。
私は“福”を手に、大阪・西成の動楽亭へと向かいました。
11日(水)、ここで“米朝展”の記者会見が行われたのです。
“米朝展”とは、今月28日(土)から兵庫県姫路市の兵庫県立歴史博物館で始まる特別展「人間国宝──桂米朝と、その時代」のこと。
私の弟(米朝の三男)の中川渉(ナカガワ・ワタル)は兵庫県の公務員として考古学に携わっているのですが、埋蔵文化財センターから歴史博物館への異動の辞令が下りたのが一昨年の3月19日。そう! 米朝が亡くなった日のことでした。
ご縁を感じた薮田貫(ヤブタ・ユタカ)館長が「米朝師匠の郷里、姫路で展覧会を開きましょう」と何度もお声掛けを下さり、それに渉が応えたという次第。ですから、今回のプロデューサーは弟の渉なのです。
会見では、渉と薮田先生、そして落語研究家の小澤紘司さんと米朝事務所の今井浩社長と私が一列に並び、記者さんからの質問を受けました。
会期中(1/28~3/20)は、米朝の足跡を辿る資料(約600点)と写真(約100点)が展示されるほか、記念の落語会やトークショーも開催されます。よろしくお運びのほどを☆ 詳しくは歴史博物館へお尋ね下さい(^^)/