2017.03.10 《毎日新聞の対談 ── 最終回のゲストは加藤登紀子さん!》
毎日新聞で2014年から三年にわたり続いてきた私の対談紙面「米團治の粋な噺で行きましょう」──。今回で最後となります。
最終回のお相手は、加藤登紀子さん!
長年にわたり「ほろ酔いコンサート」を開催されるなど、無類の日本酒好き…と言うか、生活の中にうまくお酒を調和させる人(´V`)♪
「昭和18年生まれですか。戦中派ですね」という私の語り出しに対し、「違います。戦中派とは、子供ながらも戦争を体感してきた世代を指すんです。もうちょっと上の世代よ。私は強いて言うなら終戦直前派です」と切り返されて始まった対談。
どうなることかとヒヤヒヤしましたが、その後は和やかな雰囲気で進みました(^◇^;)
“お登紀さん”に向けて矢継ぎ早に色んな質問を投げかける私に対し、彼女は終始笑顔で実に的確な答えを返して来られます。さすが京大出身の才女☆
出身は京都でありながら、満州の生まれであること。音楽好きでハイカラなお父さまの性格と自分自身がとてもよく似ていること。芸事は負の経験をひっくり返して喜びに返られるという哲学などなど、二時間足らずで彼女の来し方を殆んど聞かせていただいたような充足感に包まれました☆☆
今年は「生誕80年となる美空ひばりを特集したコンサート」を予定されている加藤登紀子さんのお話しは、エネルギーを戴けること間違いなし☆☆☆
13日(月)の朝刊に乞う、ご期待!