2017.04.07 《古宇利島は“神の島”in 沖縄》
毎度おなじみ「霊場参拝ツアー」。今回は沖縄の古宇利島(コウリジマ)を訪ねました(^^)/
昨年訪れた久高島(クダカジマ)はニライカナイから地上に降り立ったアマミキヨを祀る沖縄本島南部の東側に位置する島でしたが、今回は本島北西に位置する古宇利島への巡礼の旅。
こちらは、謂わばアダムとイブのような「人類の原初」を物語る神話に彩られた島であるとのこと。
那覇空港でレンタカーを調達し、沖縄自動車道を北上。
霊場巡りの旅の時は必ずと言っていいほど雨で始まります。今回もそうでした。でも、それは「龍神さんによる歓迎の雨」なのだ。そう思って旅を続けるのです。さすれば、翌日は必ず晴れる! 今回も(^^)/
まず、一日目は本島北部の比地大滝を目指してのトレッキング。国頭村(クニガミソン)の比地大滝キャンプ場の入口にレンタカーを停め、山あいを流れる比地川沿いを歩くこと、40分。
かなりの急勾配! これまでの“滝行き”の中で一番きつかったかも。天滝よりも、神通の滝よりも…。年とったのかな(^^;)
でも、それだけに、滝に辿り着いた時の喜びは一入(ヒトシオ)。
清々しい氣をいっぱい浴びて、再び40分の道のりを戻ります(^◇^;)
比地川沿いの木々の雰囲気は何故か沖縄らしくなく、どちらかというと本土の風景に似ていました。
その後、本部町(モトブチョウ)までクルマを走らせ──、
地元の野菜をふんだんに使った家庭料理に舌鼓を打ちました(^o^)/
そして──、
この日は名護市内に宿を取り、熟睡☆
さて、今回の眼目、古宇利島へと向かいます。
古宇利島は本部半島の北に位置する屋我地島のさらに北側にあるのですが、すべて橋で繋がっていて、クルマでそのまま行けるのです。
殆んど予備知識を持たずに島へと渡ったのですが、(南が上になっている)地図に「お宮」とだけ書かれてある場所を尋ねようと、たまたま入った「龍乃宮館」におられた女性がとても上品な方で、「神様の住む島へようこそ」と、島の歴史や風習を教えて下さったのです(^人^)
島には沢山の御嶽(ウタキ)がありますが、最も重要な御嶽が西ビジュルと東ビジュル。
西ビジュルとは、女性の守り神が祀られているビジュルヌメー御嶽のこと。
東ビジュルとは、男性の守り神が祀られているプトゥキヌメー御嶽のこと。
とても敬虔な気持ちになりました。普通ならまず見つけられないであろう御嶽に導いていただいたことに深く感謝☆☆
この島はどこに居ても海が見えるのが値打ち!
「遠見屋(トゥーミヤー)」と呼ばれている遠見番所跡から見た景色。
4年前にできた古宇利オーシャンタワーにより観光客はうんと増えたそうですが、私は昔ながらの古宇利島の信仰形態に強く惹かれた次第。
古宇利島から約1時間半かけて那覇空港まで戻り──、
最後に那覇空港内のお食事処「天龍」で(三枚肉入りの)沖縄そばを堪能(^o^)/
今回も“龍”繋がりでした☆☆☆
是非、また来よう!