2017.04.09 《4月の動楽亭昼席は、客席も春爛漫》
神社好きの私は、花見の時期も足繁く参拝に訪れます。
ようやく桜が満開になったと思たら、連日、雨模様…切ないですね。尤も、世の常を表していると言えましょうが(^^;)
でも、花見の季節はお客様もご陽気になると見えて、今月の動楽亭昼席は両日とも笑いの風が舞っておりました(^o^)/
【7日(金)】
『狸の賽』 團治郎
『阿弥陀池』 二条
『京の茶漬』 米團治
『鹿政談』 米平
〈中入〉
『二十両の行方』 団朝
『蜆売り』 塩鯛
【8日(土)】
『子ほめ』 りょうば
『看板の一』 鯛蔵
『桃太郎』 米平
『はてなの茶碗』 米團治
〈中入〉
『ちしゃ医者』 雀三郎
『崇徳院』 雀喜
沢山のご来場、心より御礼申し上げます(^人^)
ところで、8日(土)は自分の高座を終えると、すぐに着替えて中之島のフェスティバルホールへと向かいました。
今年で3回目の開催となる「大阪4大オーケストラの響演」を聴きに行くために(´V`)♪
在阪の4つのオーケストラが同じステージに順に登場するという、めっちゃ贅沢な企画!
これまでも行きたいなと思っていたのですが、土日の開催ゆえ、自分の落語会の時間と重なり、なかなか行けませんでした。
今回、コンサートは午後4時開演。私の動楽亭の出番は午後3時20分頃に終わるため、動物園前から地下鉄御堂筋線に乗って大国町で四ツ橋線に乗り換えて肥後橋で降りるルートで行けば、開演時刻に間に合うはず。初めて“4大オケの響演”を聴くことが叶います。
もちろん、高座はしっかり勤めてから、フェスティバルホールへと急行──。
予想よりも早く到着し、4人の指揮者によるプレトークも聴くことができました(^^)/
いざ、本番──。
ハイドン作曲:交響曲第103番 変ホ長調「太鼓連打」
飯森範親指揮 日本センチュリー交響楽団
チャイコフスキー作曲:バレエ組曲「くるみ割り人形」
外山雄三指揮 大阪交響楽団
──休憩──
R. シュトラウス作曲:交響詩「ドン・ファン」
角田鋼亮指揮 大阪フィルハーモニー交響楽団
レスピーギ作曲:交響詩「ローマの松」
藤岡幸夫指揮 関西フィルハーモニー管弦楽団
いやぁ、とても楽しかった(´V`)♪ それぞれのオーケストラの個性が滲み出ていました。
殊に、十八番(オハコ)の「ローマの松」でトリを勤めたサッチーこと、藤岡幸夫さん! カッコ良かった(^o^)/
また、外山雄三さんの84歳とは思えぬ矍鑠(カクシャク)ぶりに勇気を戴きました☆
四人の指揮者と四つのオーケストラによる“響演”は、これからの大阪の風物詩になっていくことを実感した次第☆
ところで、この催しは「大阪国際フェスティバル 2017」の一環として開かれているのですが、次回(4/28)の番組「花舞台浪花乃賑」には私が進行役として登場(^-^)
フェスティバルホールならではの「和の世界」へ皆様を誘います。4月28日(金)午後2時からの“和の響演”に是非ともお越しあれ(*'▽'*)
ご予約・お問合せは、06-6231-2221(フェスティバルホール チケットセンター)までどうぞ☆