2017.04.19 《第9回「やまぶき亭」@ 松尾大社》
18日(火)、京都市西京区の松尾大社にて今年も恒例の「やまぶき亭──桂米團治落語会」が開かれました。
私が米團治の名跡を継いだ翌年からずっと続けていただいている落語会。すっかり、洛西の春の風物詩になった感があります。感謝(^^)/
現在、松尾大社は式年遷宮のため、檜皮の葺き替えや各種建物の補修など、改修工事の真っ只中。来年の暮れまで続くのだとか。工費が嵩むので、より多くの方々のご奉賛を…松尾大社に成り代わりお願い申し上げます_(._.)_(^人^)_(._.)_
なんと言っても、ここは境内の後ろに聳える松尾山が素敵です。別雷山(ワケイカヅチヤマ)とも呼ばれる神域の頂上にある磐座は息を呑むほど! 神々しさに満ちています。
五年前に登拝した時は、とてつもないエネルギーをいただきました☆
しばらく登っていないな。また行こう!
「やまぶき亭」の名の通り、毎年この時期に境内は山吹の花が見頃を迎えます。
さて、落語会の会場となる参集殿には今回も大勢のお客様がお詰め掛け下さり、ぎっしり満員。開演前から賑わっておりました(^o^)/
やはり“酒の神様”は、すぐに“笑いの神様”へと変化するようです(^◇^;)
いざ、開演──。
『みかん屋』 慶治朗
『算段の平兵衛』 米團治
〈中入〉
『野崎詣り』 雀五郎
『蛸芝居』 米團治
沢山のご来場、心より御礼申し上げます(^人^)
「団ぷ鈴」のみたらし団子、今年も美味しくいただきました(^o^)/
終演後は、鳥料理の店「とりよね」で乾杯(^o^)/\(^o^)
今回は生嶌經和(イクシマ・ツネカズ)宮司も臨席され、酒談義で大盛り上がり↑↑↑
私が父の持論であった「酒の語源は、咲け。ぱぁ~っとなる状態のこと。酒も咲けも裂けも同根です」という説を披露し、「だから酒は笑いに繋がるんです」と申し上げたところ、宮司さんが「確かに、咲くという字は“わらう”と読みますからね」と仰いました。
「そうか…はいはい、わらうと読みますよね」と危うい記憶を辿りながら相槌を打ち、あとで字典を紐解いたら、なんと「“咲”は“笑”の本字」と書かれているではありませんか!
いやはや、酒の神様のお膝元で“笑いの花”が咲きました(´V`)♪