2017.05.12　《京都府立植物園の長澤淳一さん出演 ＠ ＫＢＳ京都ラジオ》

「目には青葉、山ほととぎす初鰹」。新緑が目映い季節の到来！

京都府立植物園の園長でいらっしゃる長澤淳一さんがラジオ番組「本日、米團治日和。」にお越し下さいました(^^)/

賀茂川の東岸、北山通と北大路通の間に位置する京都府立植物園──。

恥ずかしながら私はこれまでゆっくりと訪ねたことがなかったので、スタジオ収録の前に、ふらっと立ち寄りました。

行ってビックリ！　とても広くて、植物の豊富さが半端じゃない !!

地図で見る限り、京都御苑の半分ほどの面積なのですが、体感的には御苑よりも広く思えます。

充足感、たっぷり(*'▽'*)

まず、温室の充実度に驚かされます。

 

一口に熱帯植物と言っても、生育条件はさまざま。高温多湿、サバンナ、高山植物、昼夜逆転植物などなど…それぞれの部屋がうまい具合に仕切られてあって──。

ここが京都であることを忘れてしまいそう(*'▽'*)

温室を出て、しばらく歩くと森が見えてきました。なんと、そこに神社があるではありませんか！

半木(ナカラギ)神社。ご祭神は天太玉命(アメノフトダマノミコト)。上賀茂神社の末社と記されています。

訊けば（今は殆んどが暗渠になっているが）昔は上賀茂神社と下鴨神社が小川で結ばれていて、洪水の時に上賀茂のお社がここまで流れてきたため、ここに祠を立てたのだとか。したがって、初めは流木(ナガレギ)神社とも言われていたとのこと。

この辺りの針葉樹林帯は穏やかな氣に満ちています。

  

もちろん、シャクナゲ園やバラ園と言った“定番”も用意されていて、一日居ても飽きることはありません。

 

入園料が安いのも魅力ですね。大人 200円、高校生 150円、中学生までは無料。（温室観覧には別途、入園料と同額が必要）

スタジオで、長澤園長に植物園の印象を伝えると、園長もまた饒舌にお話し下さいました(^o^)/

「植物園の運営には多額のおカネがかかります。近年は文化ホールと同じように指定管理者制度が導入される所が増えてきましたが、植物の管理には50～100年と言った長い目で見る心が必要です。幸いウチは指定管理者に任せることなく、京都府がずっと面倒を見てくれています。有難いことですね」と仰る長澤さんの言葉に気概を感じました。

放送は17日(水)と24日(水)の午後５時半から。お楽しみに☆