2017.08.03 《「西大寺展」鑑賞 @ あべのハルカス美術館》
暑中お見舞い申し上げます_(._.)_(^-^)_(._.)_
暑い時は美術館がオススメ! 快適な室内で芸術品を観ることにより、疲れた身体に元気が宿ります(^^)/
実は私、2日(水)の午前中、あべのハルカス美術館(あべのハルカス16階)に行ってきました。
丁度、1日(火)2日(水)と動楽亭昼席の出番だったので、楽屋入りする前に立ち寄ったという次第。
ちなみに私、1日は『どうらんの幸助』を、2日は『皿屋敷』を口演。
そうそう、2日にはリハビリ中のざこば兄さんが飛び入り出演され、約5分間の漫談を披露! 場内、大受けとなりました(´V`)♪
今後も動楽亭にはちょこちょこ顔を出される予定。ご期待下さい☆
さて──。
あべのハルカス美術館では只今「奈良 西大寺展」が開かれているのですが、これが良かった!
南都七大寺の一つに数えられる西大寺が今年創建1250年を迎えたことを記念して開かれた展覧会で、中興の祖である叡尊上人の偉業を紹介しながら、さまざまな宝物が展示されているのです。
西大寺の宝物は勿論のこと、宝山寺の厨子入り五大明王や、元興寺の聖徳太子立像など、貴重な宝物を間近で見ることができ、感動の連続!
普段は秘仏である西大寺の愛染明王坐像や、浄瑠璃寺の大日如来坐像と吉祥天立像までが堂々と公開されているなんて…驚くばかり!
京都府木津川市の浄瑠璃寺には先日お詣りに訪れたところでしたが、この秘仏があることも知りませんでした。
叡尊上人の威徳の為せる業なのでしょうね。
春に奈良国立博物館での快慶の特別展を観た時も思いましたが──。
仏像の展示は、美術作品として見るべきなのか、信仰として見るべきなのか…迷ってしまいます。
でも、気づけば、展示物の前で手を合わせている自分がおりました(^人^)
前期は今月27日(日)まで(月曜休館)、後期は29日(火)から来月24日(日)まで、あべのハルカス美術館にて開催中。
「奈良 西大寺展」は真言律宗の真髄に触れる良い機会かもしれません。