2017.10.25 《多紀頴忍さん出演 @ KBS京都ラジオ》
秋の京都は、よろしおすなぁ。いや…秋だけやのうて、いつ行かしてもろても京都はええとこどす。
私は大阪人でありますが、京都の人のちょっと“いけず”なところも含めて、いつしか京都の街の風情がたまらなく好きになってしまいました。
仕事の合間に、さまざまな神社仏閣にお詣りする習慣が付いた私。もちろん大原・三千院にも行ったことはありますが、三千院の塔頭(タッチュウ)の一つである浄蓮華院へは未だ参拝叶わず…。でも、そこのご住職、多紀頴忍(タキ・エイニン)さんがKBS京都のラジオ番組のゲストにおいでになったのです。
天台宗の僧侶の家に生まれ育った多紀さん。ご先祖が滝に打たれる修行に邁進したことから「タキ」という姓になったのだとか…。
日本の声楽の元祖ともいうべき声明(ショウミョウ)。これを広く世間に伝えるため、ご住職は多岐にわたる工夫を凝らして来られました。
三千院の山号、魚山(ギョザン)に因み、「魚山塾」というグループを結成して、毎年さまざまな音楽家とのコラボレーションを実施。来月10日には京都府立文化芸術会館で、ミュージカルソー(のこぎり)演奏家のサキタハジメさんとともに「天台聲明の夕べ」を開かれるとのこと。
スタジオでは、実際に声明をお唱えになりながら、天台宗に伝わる声明を実に分かりやすく解説して下さいました(^o^)/
また、浄連華院は「宿坊」としても人気の寺院なのだとか。
18日(水)と25日(水)の夕方5時半からの放送です。一回目は既に終わりましたが、聴いた方も聴き逃した方も二回目を乞う、ご期待!