2017.11.25 《 西宮神社の誓文祭で一席口演 》
前回のブログに記した通り、兵庫県西宮市は意外と大きな面積を有する市! 浜風強き甲子園球場だけにあらず…。芦屋市や宝塚市を包み込むかのように山奥へと伸びています。廣田神社や越木岩神社から六甲山頂近くに至る巨石群の殆んどが西宮市にあたるのです。
さらに、山と海を併せ持つのが阪神間の大きな魅力!
山の信仰が「石の宝殿」であるのに対し、海の信仰の代表が「えべっさん」というわけです。
神社の起源は大阪湾が「茅渟(チヌ)の海」と呼ばれていた太古の昔に遡ります。海を漂流していた蛭子をおまつりしたことに由来するのだとか。
西宮の語源は、鳴尾浜に漂着した蛭子を「もっと西のほうに奉れ」と神託が下りたためとか、京や難波宮から見て西のほうの宮にあたるためなどと諸説あり。
ご祭神として、第一殿にえびす大神(蛭児大神)、第二殿に天照大御神と大国主大神、第三殿に須佐之男大神が祭られています。
市杵島姫命や宇迦御魂神が奉られている池の畔は、めっちゃ心地イイ。
松尾社や神明社など、境内には沢山のお社が建っています。
ちなみに、南宮神社は廣田神社の境外摂社にあたるのだとか。
西側に広がる森(社叢)は兵庫県の天然記念物に指定されているとのこと。
この日は誓文祭がありました。これは正月の十日戎をはじめとする一年のさまざまな恩恵に感謝するお祭りなのだそうです。
私は祭事の後の直会(ナオライ)に招かれ、落語を披露した次第。
西宮神社の吉井良昭宮司のお言葉の後、『桃太郎』を口演。
乾杯~食事と続き、桂ひろば君の進行による抽選会があり、お披楽喜となりました☆
皆、えべっさんから福を戴き、えびす顔\(^-^)/