2017.12.18 《「塩鯛 米團治 二人会」in 中津川 》
17日(日)、岐阜県中津川市での「塩鯛 米團治 二人会」に出演。楽しいひとときを過ごすことができました。
全国的に冷え込んだこの日、大阪は雲ひとつない晴天でしたが、新大阪駅から新幹線のぞみ号に乗ったところ、関ケ原あたりで凄い雪に見舞われ、すわ名古屋駅での乗り継ぎ…間に合わぬか…と思うに至るも、ギリギリ特急しなのに乗ることができ、ホッと一息☆
逆に、中央本線沿いは恵那山など標高2,000mを超える山以外に冠雪はなく…。
予定通りの時刻に中津川駅へと到着。
同行の三味線、大川貴子さんから「中津川と言えば、栗きんとんですよね」と言われ、「そうそう」と、私は六年前にここへ来たことを思い出しました。栗きんとんの種類の多さに、どれを土産にしたらよいか…迷いに迷ったことを。
さて、駅からはタクシーに乗り換えて移動──。
程なく会場となる中津川文化会館へと到着。寒い中、沢山のお客様が詰め掛けて下さいました。
『動物園』 小鯛
『妻の旅行』 塩鯛
『掛取り』 米團治
〈中入〉
『看板の一』 米團治
『試し酒』 塩鯛
外は寒さはどこへやら、館内は笑い声が渦巻き、熱気が溢れ返っておりました。ご来場、心より御礼申し上げます。
塩鯛さんの柔和なお人柄と温かい芸風は、私の大いに学ぶべきところ。お兄さんとの二人会はこれまであまりありませんでしたが、機会があれば是非またお願いしたいと思っております☆
帰りの中津川駅では列車待ちの時間が15分ほどあったので、駅構内の立ち喰い蕎麦屋「根の上そば」にふらっと入って、かけそばを注文。
出汁の香りが漂うと、思わず立ち寄る習性は父親譲り。
ちなみに、店名の根の上(ネノウエ)とは中津川市と恵那市に跨がる高原の名前なのだそうです。そこには「根の上湖」という湖もあって、昔は冬になると全表面が凍りついてスケート場になったのだとか。
さて、お出汁を吸ってビックリ。これはいけるぞ! 見た目では醤油が勝ち過ぎているかも…という印象を受けたのですが、なんのなんの、実にまろやかな味加減。
これで350円は、なかなかお値打ち! 昨年、私が絶賛したJR中央本線の小渕沢駅構内にある「丸政」のかけそばと、ええ勝負しそう。
日帰りながら、岐阜県の東端、東美濃にあたる中津川市の味を満喫して帰りました。
只今、土産に買って帰った栗きんとんや、お客様から戴いた“自家製・栗ジャムおはぎ”を食しております。
と、ここまで綴った時に、塩鯛さんとの二人会が新たに催されるという報せが入りました。なんと、凄いタイミング!
来年2月1日(木)の午後6時半から、大阪・千日前のトリイホールにて。演目など詳しくは近々[出演情報]でお知らせします☆