2017.12.23 《沖縄旅行》
今月、久しぶりに家族旅行をしました。
普段、仕事に追われて家庭サービスがなかなかできない私。家族で旅行するということは滅多にありません。今年24歳の長男と今年22歳の長女が生まれてからというもの、国内旅行は三回だけ。娘が生後10ヶ月の時に行った北海道旅行と、小学校に通うようになってから行った二度の伊勢参り。でも、子供らは殆んど記憶に無いんだとか。
さすがに、大学生になってから行った初めての海外旅行(バリ島)のことはよく覚えているようですが…
そんな娘もいよいよ来春から就職することが決まったので、今のうちに家族旅行をしておこうと思った次第。
行き先は沖縄本島!
沖縄は私、中学3年の時、米国の占領下だった沖縄が日本へ返還された翌年にスポーツ少年団の視察員として派遣されて以来、いつも心の片隅に思い描き続けてきた土地なのです。
かつて米軍によって焼き尽くされ、今もなお米軍とともに生き続ける沖縄。青い海と珊瑚礁が自慢の島には、原日本的な風習がしっかりと守られている…。
神社仏閣の好きな私は、本土にはない御嶽(ウタキ)を中心とした先祖崇拝の成り立ちを探るべく、幾度となく沖縄を訪れるようになりました。
宮古島へは二度ほど、本島へはそれこそ何度も伺いました。そして行く度に新しい発見をしたものです。
糸満市にあるサザンビーチホテル&リゾート沖縄での落語会に呼ばれるようになってからは、ますます沖縄の風土に興味を持つようになり、民俗学的見地からも足繁く通うようになった次第。
今回は、御嶽探訪は一服し、二泊三日の寛ぐ旅を展開。
9日(土)の朝、家族四人が伊丹空港から全日空機で一路、那覇空港へ──。
「曇り一時雨」の天気予報を覆し、着陸時には雲間から青空が顔を出したのです(^-^)/
サザンビーチホテル&リゾート沖縄に着くなり、スタッフの皆様の熱き歓待を受けました。
二年前の落語会以来、それこそ微に入り細に入りおもてなし下さる知念満さんのエスコートで、沖縄のディナーに舌鼓!
翌朝は…快晴となりました。
知念さん曰わく「昨日までずっと雨だったんですよ」。妻が一言「あたし、晴れ女なんです」。私は心で「俺もやで」。
今回はレンタカーを借り、皆が交代で運転することに…。
まずは、島の南東端の斎場御嶽(セイファーウタキ)へご挨拶☆
昨今、観光客が増え過ぎる傾向にあるとは言え、やはり久高島を拝む磐座の辺りでは神妙な気持ちになります。
その後、「どこかカフェに行って、砂浜を歩きたい」と言う娘の希望を叶えるべく、南城市玉城の「カリカ食堂」へと行ったのですが、これが大正解☆
新原(ミーバル)ビーチで味わうネパール料理の爽やかなこと!
あとで分かったことですが、そこから東へすぐの所にある百名ビーチこそ、琉球の始祖アマミキオが初めて降り立った海岸と伝えられている聖地なんだとか。浜川御嶽もあるとのこと。嗚呼、行くべきだった。次回は必ず!
さて、次に娘が希望した場所は、沖縄県中頭郡(ナカガミグン)北谷町(チャタンチョウ)にあるアメリカンビレッジ。
まぁ、私の選択肢には入らぬ所。でも彼女と一緒でないかぎり行くことは無いだろうからと、興味津々で訪れたところ──。
面白い街でした。
建物の並び方から、店の種類から、駐車場の構造に至るまで、すべてがアメリカンなのです。
沖縄ならではの American village!
ふらっと入ったナチュラルダイニング「decker's kitchen」の石垣牛の煮込みハンバーグが美味しかった☆
夕刻にホテルに帰ってきたところ──。
燦然と輝く太陽が堂々と沈んでいくではありませんか!
わぁ、綺麗。凄い…どうしよう…有難い…。それ以外の言葉が出てきません。
見事な夕陽に出逢えたことに、感謝感謝のひとときでした。
翌日は、知念さんの案内で首里城を見学。
考えたら、首里城来訪は中学生の時以来。
「美味しい沖縄そばが食べたい」という妻の希望により、知念さんが連れて行ってくれたのは、那覇市首里末吉町の高台にある古民家を改装した沖縄そばの店「しむじょう」。
地元の人でも見つけにくい穴場的存在。
私は三枚肉そばの定食を注文。
いやぁ、実に上品な味わいでした☆ 最後の一滴まで出汁を飲み干しました(^o^)/
その後──。
スーパーマーケットで地元の人がよく買う(沖縄にしかない)食べ物を沢山買い込んで、那覇空港から帰途に就きました。
皆さん、おおきに(^人^) やっぱり沖縄、最高!