2018.01.29 《「桂米團治独演会」@ 京都府立文化芸術会館 》
1月後半は新年会に招かれて落語を披露するという仕事が二つございました。
一つ目は「大阪木材親尚会」の皆様への落語会です。こちらは大阪の木材関係の仕事に携わっておられる方々の互助組織で、毎年さまざまなホールでの落語鑑賞を続けて下さっているのです。
今回は動楽亭での開催──。21日(日)の夜6時、外は寒かったけれど、会場は熱気に包まれました。
『転失気』 弥太郎
『親子酒』 紅雀
「太神楽」 ラッキー舞
『子は鎹』 米團治
終始、家族的な雰囲気で進行☆ ご来場まことにありがとうございました。
もう一つは、「京都府医師婦人会」の新年会での落語披露。こちらは京都府下のお医者様の奥様方のお集まりで、27日(土)の昼から京都ホテルオークラの宴会場での新年会。大いに盛り上がりました。
実は私、まだ小米朝だった20年前にもお招きに預かったことがあり、その時は「トークとピアノ演奏」を行ったのですが、今回は「落語とトーク」という形での出演。登場の瞬間から割れんばかりの拍手をいただきました。
『子は鎹』を演じた後、「父、米朝を語る」というタイトルで講演。その後の質疑応答では次々にきわどい質問が飛び出し、気が付けば、これまで喋ったことの無い話を口にしておりました。あの時だけの話にしておいて下さいね。
さて──。
翌28日(日)が京都での独演会でした。
新春恒例の京都ミューズ主催による「桂米團治独演会」も今年で第9回を数えます。
京都府立文化芸術会館は補助席まで出る盛況の中、賑々しく開演↑↑↑
『桃太郎』 團治郎
『軽業』 米團治
『みかん屋』 雀五郎
『替わり目』 米團治
〈中入〉
『天王寺詣り』 米團治
沢山のご来場、心より御礼申し上げます。
『軽業』と『替わり目』はまずまず思い通りにできたかな。『天王寺詣り』は後半、改良の余地ありかも。また、ご感想をお寄せ下さいませ。