2018.03.17 《「桂米團治 柳家花緑 二人会」@ シーハットおおむら in 長崎 》

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8日(木)、長崎県大村市にある体育文化センター “シーハットおおむら” の さくらホールにて「桂米團治 柳家花緑 二人会」が開かれました。

これは定期的に開かれている大村寄席の一環で、実は昨年の9月17日(日)に行われる予定だったのですが、台風接近のため中止となり、その代替公演であったという次第。

昨年の予定は日曜昼間の公演だったのですが、仕切り直しの公演は平日の夜になったため、キャンセルせざるを得なくなった方もあるとかで、失礼しました。

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それでも、シーハットおおむらには沢山のお客様が詰め掛けて下さり、嬉しいかぎり☆

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しかも、花緑くんとは以前から何度も二人会をしており、気心の知れた間柄。今回は昨秋の名古屋公演以来の顔合わせです。

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舞台チェックも二人で和気藹々と!

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楽屋弁当も美味しく頂戴し、いざ開演 ──。

最初に挨拶がてら二人で登場! 私が大村市に纏わる話を喋り出すと、花緑くんが「兄さん、初めて来たのに、よく言うね」と絶妙なツッコミ。それに負けじと私は長崎空港について言及。「長崎空港は地元の人は大村空港って言いますよね。長崎市じゃなくて、大村市にあるからです。でも、全国的には大村空港に対する認知度は低いのです。私の地元、伊丹空港も同じで、大阪空港って呼ばれていますが、こちらは関空ができてから、伊丹と呼ばれる率が増えました。皆さん、もっと大村空港の認知度を上げましょう」と言って拍手をもらうと、すかさず花緑くんが「この人、ここへ来たの、初めて」で、また爆笑☆☆

和やかな雰囲気で落語へと突入!

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「トーク」 米團治 & 花緑
『動物園』 米輝
『時そば』 花緑
   〈中入〉
『秘伝書』 米紫
『稽古屋』 米團治

ご来場、心より御礼申し上げます。

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そうそう、昨年秋に兵庫陶芸美術館でご一緒した色鍋島の大家、今泉今右衛門さんのご家族の皆様がお越し下さったのです。

そうか、お隣の佐賀県も同じ肥前国なんですね。とは言え、遠方からのご来場、感謝感謝です。

それから、私の高校時代の同級生もシーハットおおむらまで来てくれて、楽屋で思い出話に花が咲きました。

終演後は、おしゃれな焼肉店「竹林」で乾杯。落語会とはまた全然違う話題で大盛り上がり☆☆☆ 日付を跨ぐ宴会となりました。

地方公演での私の楽しみは、ついでに訪れる名所旧跡巡り。今回は雲仙を紹介しましょう。

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大村市から大村湾沿いに西へ進めば長崎市のある西彼杵(ニシソノギ)半島。南東に進めば島原半島。その中央に聳える山が標高1359mの普賢岳!

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普賢岳の奥手(東側)には、1990~96年の噴火により出来た標高1486mの平成新山も見えます。

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ところで、雲仙地区が国立公園に指定されたのは1934(昭和9)年3月16日のこと。霧島国立公園と同時に指定された日本で最初の国立公園なのです。現在は範囲が広がり、雲仙天草国立公園と呼ばれています。

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雲仙はもちろん温泉地として有名。

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噴気孔から出る湯けむりが織り成す「雲仙地獄」は、別府の「地獄めぐり」とは一味違う風情が楽しめます。

山を西側へ降り、橘湾に面した所にあるのが小浜温泉。

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温泉食堂「吉長」のチャンポンは美味!

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皿うどんの味も絶妙! 長崎では酢をかけずに、ソースをかけるのが特徴です。長崎の人は逆に「えっ、皿うどんに酢をかけるの!?」と驚かれます。

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長崎県はまだまだ見る所がありますね。天草に五島列島、壱岐、対馬…。いずれも歴史の宝庫です。いつか、ゆっくり探索するぞ!

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そう誓って、大村空港から帰途に就きました。

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只今、お土産にいただいたカステーラを美味しく頂戴しています。