2021.04.7 《あらゆる分野で原点回帰》
新型コロナウィルス騒ぎが始まって、一年以上が経過。連日、テレビで報道されているイマイチよく分からぬ感染者数とやらの増減に振り回されているばかり。
マスクをしないで道を歩くだけで睨まれたり、「見回り隊」なる監視員を登場させたりと、さながら戦時下のよう。私は先の大戦は知りませんが、市井の様子には似たようなところがあったのではないかと思ってしまいます。ひょっと治安維持法が発令されたら、私は一番に引っ張って行かれそうです。なんせ高座に上がったら、「市販のマスクでウィルスの侵入なんて防げませんよ。コロナウィルスの大きさは花粉の三百分の一。仮に花粉が高さ300mのあべのハルカスとしたら、コロナウィルスは一階の入口から歩いて入る小学三年生の男の子になるのです。それより免疫力を高めるために、どんどん外を歩いて、思いっきり深呼吸をしましょう」と言い続けているのですから(笑)。
PCR (Polymerase Chain Reaction=ポリメラーゼ連鎖反応)検査を発明したキャリー・マリス博士は、天上界からどんな思いで見ておられるのかな。「PCR検査は決して感染症の診断に使ってはならぬ」と警鐘を鳴らしつつ謎の死を遂げ、その直後に新型コロナウィルスが広がり、同時にそれまで一度も耳にしたことがなかったPCR検査なるものが闊歩するようになったのですから.......。一度、レーガン大統領の頃から長年にわたりアメリカ国立アレルギー・感染症研究所の所長をしておられるアンソニー・ファウチ博士に真意のほどを訊いてみたくなります。
http://www.hikawadainaikaclinic.com/info07txt105.htm
でも、日本のお医者さまの中から、昨今のメディアの偏向報道に疑問を持ち、科学的根拠のある発言をされる方がかなり出て来られました。
例えば、徳島大学名誉教授の大橋眞さんの論調。
例えば、大阪市立大学名誉教授の井上正康さんの話。
例えば、大阪大学名誉教授の宮坂昌之さんの話。
いずれにせよ、私は噺家です。どんな時代が来ようとも、高座から常に「笑い」でお客様に「生きる喜び」をお届けできるような芸人で居られるように精進いたします。
それには、自分自身をプラス思考に維持すること。
「コロナ」で時短を要請されたなら、「あぁ、早寝早起きをせえっちゅうこっちゃな」と思いましょう。幸い四月に入って日も長(なご)なりました。日の出とともに起きて、日の入りとともに寝る。そう、縄文時代の再来! 競争心を剥き出しにするのではなく、それぞれが楽しいと思うことをすればいいのです。それこそがお互いの幸せにつながります。
「コロナ」で海外旅行が叶わぬ現状にも、「あぁ、国内旅行をせえっちゅうこっちゃな」と思いましょう。交通手段が発達した江戸時代が体感できるのです。鎖国のお蔭で江戸時代に伝統文化が育まれたのです。歌舞伎、文楽、落語に講談。華道や茶道...。
あらゆる分野で原点回帰! 日本を感じる良い機会ができました。これも「コロナ」のお蔭かも(笑)。