2014.02.03 《「弁士の物語」上演成功♪ みんなに感謝》
オーケストラと声楽と語りによるコラボレーション、『弁士の物語』。一昨年の秋に「関西二期会ゴールデン・ガラコンサート」の前半の出し物として誕生したこの作品──。関西各地を回らせていただいたお蔭で、上々のものに仕上がってきたようです☆☆☆
今回も大きな拍手をいただくことができました(^人^)
思い起こせば二年前、関西二期会さんから“ガラコンサート”の司会を依頼されたのがきっかけ。その時、「ミュージカルや映画音楽で綴りたいのですが、ただただ歌を並べるのではなく、ちょっとお洒落な構成にしたい」とのご要望でした。「でも、演奏曲目はもう大体この通り決まってるのです」と仰り、そこでスタッフの方々と二時間ほど話し合いました。
相談が煮え切らぬまま終わろうとした時、劇団往来の小鉢誠治さんが「この曲を全部繋げて、活動写真…つまり無声映画全盛期の話にしましょう。米團治さん、弁士に扮して下さい」と発案され、出来上がったのが『“Musical Of Silence”弁士の物語』。
時は大正の終わりから、昭和、そして現代にかけて…。活動写真の虜になったとある弁士の物語。演奏曲目は次の通り。
①「ひまわり」
②「虹の彼方に」
③「Moon River」
④「Summertime」
⑤「Tonight」
⑥「踊り明かそう」
⑦「ある愛の詩」
⑧「Edelweiss」
⑨「All I Ask Of You」
⑩「Climb Every Mountain」
⑪「Memory」
⑫「My Way」
縦糸に弁士の人生を、横糸に映画音楽を紡いでいきながら一つの作品をつくるのは、やりがいはあるけれど、とても難しい作業です。
一流のオーケストラ、声楽家の皆さんの足を引っ張らないように、繊細かつ大胆に演じたつもり(^0_0^)
1日(土)の大東市総合文化センター・サーティホールのお客様は、とても陽気でいらっしゃいました(^ー^)
このまま落語を一席やりたいなぁと思うぐらい、明るい雰囲気を作って下さいました(^o^)/
後半、指揮者の船橋洋介さんとのトークの時、船橋さんが「大東には初めて来ました」と仰ったことに対し、私は思わず「関西人でも大東市ってどこにあるか、よう知らんのですよ」と応答。場内大爆笑。
ねぇ、関西の皆さん、そうでしょ。
どの辺までが東大阪市で、どの辺からが四條畷市なのか、イマイチよく分かりません。
でも、大東市にはJR学研都市線の駅が3つもあるのです。「住道」「野崎」「四條畷」…なんと、四條畷駅も大東市なのです。四條畷警察署も大東市にある! どうなってるの!?
考えたら、野崎の観音さんや阪奈道路も大東市にあるのに、世間にはあまり知られていません。
さらに驚いたのは、市になったのは東大阪や四條畷よりも前だったという事実!
大東市は昭和31年に市制が定められたのだとか。私が生まれる前に、すでに大東市は存在した! 東大阪市は昭和42年の制定。四條畷市は昭和45年…なんと、四條畷が一番新しかった!
ちなみに、大東市の命名の由来は「大阪市の東に位置すること」のほかに、「古代ローマ帝国時代の諺にある“光は東から”の意味合いも取り入れているんだって(^o^)
ここで問題。大東市に隣接する市は5つあります。皆さん、判りますか?
東大阪市、四條畷市、門真市ぐらいは出てきても、ここからがなかなか出てこないのではないでしょうか。あと2つは、寝屋川市と奈良県生駒市です。
この日、私はかなりの大東ツウになって帰りました(^-^ゞ
翌2日(日)は、だんじりで有名な岸和田市に行きました。
岸和田浪切ホールには落語会でも時々まいりますが、ここの音響は抜群です!
とても気持ちよく演じることができました♪
後半は、「オペラアリアへの誘い」。
関西二期会の皆さんの華麗な歌声に、至福のひとときを過ごすことができました(^ー^)
オーケストラの皆様、歌手の皆様、スタッフの皆様、そしてそして寒い中、会場に足を運んで下さいましたお客様、すべての方に感謝いたします(^人^)
そうそう、この際、岸和田市に隣接する地方自治体も記しておきましょうf(^^; 忠岡町、和泉市、貝塚市、そして和歌山県紀の川市と、和歌山県かつらぎ町です。
大阪府って小さいと言われているけど、こうして見ると結構大きくて、それぞれの街に味わいがありますね(^0_0^)