2014.11.27 《真名井神社~伊根の舟屋》
今年の10月、元伊勢・籠神社の奥宮である真名井神社と、伊勢内宮の別宮の一つである伊雑宮を続けて参拝した私は、今月26日(水)に再び真名井神社を訪れました。
元伊勢から伊勢へ…謂わば近畿の“龍ライン”を繋いだ私は、再び元伊勢に戻り、巡拝を完結させたのです(^ー^)
いやぁ、今回の真名井神社は透き通るような氣に満ち溢れておりました☆☆☆
朝からしとしとと降っていた雨も京都府宮津市に着く頃には丁度上がり、お詣りを済ませるや否や、太陽が顔を覗かせました\(^-^)/
真名井神社の横には天橋立ユースホステルかあるのですが、そこのモミジがとても綺麗に映えていました(^0_0^)
そこらじゅうに龍神さんがおられる気配↑↑↑
気をよくした私は、天橋立を右手に見ながら、丹後半島の東側、伊根町へとクルマを走らせました。
京都府与謝郡伊根町──いわゆる舟屋のまちです。
伊根湾の海辺にぎっしり建てられた家の海に面した一階部分は大きく口が開き、海水が家の中に入っているのです。そこから船が出入りするという「波が穏やかな入江の漁港」ならではの構造になっています(^0_0^)
ホントに久しぶりに伊根を訪れました。私が初めて伊根町に来たのは、もう30年も前のこと。噺家になってまだ4、5年しか経っていない20代前半に、NHK教育テレビの「ジュニア大全科」という番組の収録でやって来たのです。丹後半島を一周する5回シリーズ。今は福祉ジャーナリストとして活躍されている村田幸子さんがアナウンサーだった頃に、ご一緒させていただいたのです(^∧^)
30分番組を5本つくるために、丹後に二週間の滞在。宿泊先が伊根の民宿「千賀」でした。ロケの中盤に一日休みができた時、スタッフの一人が「美味しいコーヒーが飲みたいよ~」と叫んだため、皆こぞってロケバスに乗り込み、喫茶店を目指して出発──。ところが、行けども行けども喫茶店が見つかりません。30分以上クルマを走らせ、ようやく見つけた時は、大歓声を上げたものです(^o^)/
久しぶりに訪れた伊根の町並みは、その頃と殆んど変わっていませんでした。“昭和”にタイムスリップしたかのよう…但し、千賀さん宅ではもう民宿はされておられぬ様子でした。
そうそう、伊根町には浦島太郎がご祭神の宇良神社があるのです。
まさに時空が止まったかのようf(^_^)
こちらは徐福が初めて上陸したと伝えられている新井崎(ニイザキ)神社──。
まさに歴史の宝庫。
舟屋が建ち並ぶ伊根の長閑な光景は、いつまでも残しておきたい日本の原風景の一つです。
ふと、面白そうな看板を見つけました。
「舟屋で 台湾茶 のめます」
その「青竈(chinzao)」という名の台湾茶専門店にふらっと入ったら、長い髪をくくった雰囲気のあるお兄さんが台湾茶を点ててくれました。
日本人でありながら、台湾茶に魅せられたというお兄さん(^0_0^)
「以前は京都市内で店を開いていましたが、海のある所で暮らしたいと思い、伊根に来たんです。縁あって空いてる舟屋を借りることができました」とのこと。
なるほど、ここの海はホントに透明度が高い! これも30年前と変わりません。
「神社のことはあまり詳しくありません」と言いながら、彼は私が口にした神社を全てよく承知していました。お茶と同じく、奥深い人やなぁ…。彼の話に引き込まれ、あっという間に1時間が経過──。
また一つ、丹後へ行く楽しみが増えました(^ー^)
龍神さんを訪ねる旅、これからもまだまだ続きそう\(^o^)/