2016.04.10 《「響墨展」で落語を披露》

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9日(土)、京都・東本願寺の別邸である渉成園(ショウセイエン)で開かれた「響墨展」にて、落語を一席披露させていただきました(^^)/

響墨会の主宰である書家の赤澤一響(アカザワ・イッキョウ)さんとひょんなことから親しくなり、二年前、渉成園で開かれた展覧会へおじゃました時に「落語が似合いそうな空間ですね」と言ったことがきっかけとなり、それが実現したのです(^◇^;)

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今回の「響墨展」では私と三味線奏者の浅野美希さんが参加し、「書と三弦のコラボレーション」と「噺のパフォーマンス」を挙行(^o^)/    ちなみに、向かって左端は福知山市在住の美希ちゃんのお母様。地元の美味しい柏餅をありがとうございました(^o^)/

会場となった渉成園は真宗大谷派の本山である真宗本廟(東本願寺)の別邸として、第12代宣如上人が徳川第3代将軍、家光公から寄進された庭園。

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漢詩を重用する文人趣味が広がり始める頃のこと。魏晋南北朝時代の詩人、陶淵明の『帰去来辞(キキョライノジ)』の一節「園日渉而以成趣(園、日を渉りて以って趣きを成す)」から「渉成園」と名づけられました。

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四季折々の花が楽しめる庭園はホントに美しい!

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国の名勝にも指定されています☆

又、亦の名を「枳殻亭(キコクテイ)」と言うのですが、これは庭園の生け垣が棘(トゲ)の多い枳殻(カラタチ)の木で囲まれていたことから。

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今も一部に名残りがあり、この日もからたちの花が綺麗に咲き誇っていました( ^o^)

ところで、書展が開かれている建物は、「閬風亭(ロウフウテイ)」と言います。

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普段はご覧のようにガランとした広い空間ですが…。

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この日ばかりは大賑わい!

ちなみに、閬風とは中国の崑崙山脈にある山の名前の一つ。仙人が住むと伝えられている山なのだとか。

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随所に故事来歴が散りばめてある渉成園(=枳殻亭)での“書のパフォーマンス”は大いに盛り上がりました(^o^)/

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赤澤一響さんと浅野美希さんとの呼吸(イキ)もピッタリ!

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三味線演奏とのコラボで書き上げた作品が、こちら☆☆

続く私も意気が上がります。

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『はてなの茶碗』を気持ちを込めて口演(^o^)/    喜んでいただき、ホッと一息(´▽`)

実は今回、もう一組のコラボも同時に行われていたのです。

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華道遠州宗家、芦田一寿(アシダ・イチジュ)さん、及び門弟の方々による「いけばな」の展示( ´∀`)ノ

また、裏千家の門人の方々による抹茶のおもてなしもありました(^人^)

すなわち、この日は“書”と“華”と“茶”と“三弦”と“噺”によるコラボレーションが行われたというわけ。

やってて、めっちゃ興奮しました( ^o^)(^-^)(^o^)(^-^)(^-^*)

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終演後は「泉仙」の御膳に舌鼓(^o^)/\(^o^)

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食事中も赤澤一響さんと芦田一寿さんのお二人から含蓄のあるお話を聞くことができ、大いに触発された一日となった次第☆☆☆

10日(日)もございます。“書のパフォーマンス”は正午から、“噺のパフォーマンス”は午後2時から、詳しくは響墨会まで(^^)/