2016.08.17 《伏見稲荷大社 ~ 伏見神寳神社》

各地の「お稲荷さん」を訪問し、いよいよ総本宮へと向かいます。実に10年ぶりの参拝!

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伏見稲荷大社。主祭神は宇迦之御魂大神(ウカノミタマノオオカミ)。相殿に、大宮能売大神、佐田彦大神、四大神、田中大神が祀られています。

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まぁ、なんと外国人観光客の多いことよ。日本人を探すのが大変なくらい…。訊けば、二年ほど前から「外国人が日本で最も訪れたい観光地」に選ばれているのだとか。

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多くの奉賛者からの寄進で成り立つ赤い鳥居は、今や稲荷山を一周しており、その数は優に三千本を超えているとのこと。

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本殿にご挨拶をし、道が二股に分かれている「千本鳥居」をくぐり抜け、奥社を参拝。

しばらく歩くと、「伏見神宝神社→」なる立て札を発見!

なんだろうと思い、横道に逸れてゆくと、とても神々しい社殿に遭遇しました。

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門番役は、狛犬でもなければ、狐でもない。竜なのです。天龍と地龍☆

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伏見神寳神社の主祭神は天照大御神で、相殿に稲荷大明神が奉られています。

ここは伏見稲荷大社の摂社でもなければ末社でもない…独立した神社だったのです。

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そして、ここには饒速日命(ニギハヤヒノミコト)が天降りする際に天神御祖(アマツカミミオヤ)から授けられた「十種神宝(トクサノカンダカラ)」があるのだとか!

すなわち、沖津鏡(オキツカガミ)、辺津鏡(ヘツカガミ)、八握剣(ヤツカノツルギ)、生玉(イクタマ)、死返玉(マカルカエシノタマ)、足玉(タルタマ)、道返玉(チカエシノタマ)、蛇比礼(ヘビノヒレ)、蜂比礼(ハチノヒレ)、品物之比礼(クサグサノモノノヒレ)の神宝。

石上神宮にしか伝承されていないと思っていた「十種神宝」が伏見神寳神社にも伝わっていたとは…驚きです。

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そして、摂社としては、龍頭社(龍頭大神)、布留社(白菊大神・白髭大神・白龍大神)、天岩戸社(天鈿女命)という、いかにも原始日本を彷彿とさせるお社が並んでいます。

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龍頭社にお詣りした時、木々の間から光が射し込み、かなり強い風が吹き出しました。

あっ、龍神さんや!

私はなんだかとても幸せな気持ちになりました(^-^)/

そう。上醍醐竹生島で体感した時のように☆☆

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そして、はたと気づきました。伏見稲荷大社は表の顔で、伏見神寳神社が心象であるのだと…☆☆☆

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長い年月を通して信仰の対象となってきた伏見の稲荷山。

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次はもっと時間をかけて、ゆっくり探索しよう!