2016.12.09 《住吉大社参拝》
私が最も多くお詣りしている神社は住吉大社だと思います。大阪市内にあって、これほど空気が澄んでいる所はなかなかありません。
秋の「升の市・住吉寄席」も恒例となり、ますます“すみよっさん”へ行く機会が増えました。
小春日和となった7日(水)、住吉大社を参拝。
「堺住吉~、反り橋渡る♪」と、上方唄にもなった反橋(ソリハシ=太鼓橋)を渡り──、
底筒男命(ソコツツノオノミコト)、中筒男命(ナカツツノオノミコト)、表筒男命(ウワツツノオノミコト)、そして神功皇后が祭られてある本殿(第1本宮~第4本宮)を順に参拝。
住吉大社の境内には沢山の摂社末社がございます。この日は“五大力”の玉垣は素通りし、真横の若宮八幡宮へ──。
大きな楠がある楠くん社のご祭神は宇迦魂命(ウガノミタマノミコト)…お稲荷さんです。
南門を出た所には、5月になると咲き誇る卯の花(ウツギ)の苑地があります。
“記紀”の記述に、神功皇后が卯の年の卯の月の卯の日に神社を創建されたとあることから、卯の花や兎が飾られているんですね。
上方落語の『卯の日詣り』も“すみよっさん”に纏わる噺☆
そこを打ち過ぎ、菖蒲で有名な浅沢社へ──。ご祭神は市杵島姫命(イチキシマヒメノミコト)、いわゆる弁天さん!
その隣は、大歳社。スサノオの御子と言われている大歳神(オオトシノカミ)がご祭神。
そうそう、ここの真反対…境内の北西に位置する大海神社も立派です。ご祭神は豊玉彦命(トヨタマヒコノミコト)と豊玉姫命(トヨタマヒメノミコト)。海幸彦・山幸彦の伝説に関わる神様☆☆
傍の玉ノ井は「潮満珠」の井戸。堺の御旅所(宿院頓宮)にある飯匙堀(イイガイボリ)の「潮干珠」と対をなしているのです。
神氣をいっぱい感じて、素直な気持ちでおみくじを引いたら──、
何かいいことありそう☆☆☆