2011.08.08 「みずほとさくら」
この夏、大阪と九州を何度も行き来してみて、九州新幹線の利便性を実感しました。何しろ、新大阪~鹿児島中央を最速3時間45分で結んでいるんですからね。今は、のぞみやひかりだけでなく、九州新幹線のみずほやさくらの車両も新大阪まで来ているのです。
昨日は佐賀県からの帰り、当初の予定より早く博多まで戻って来れたので、伴男(トモオ)こと吉川晃央マネージャーが「このさくら号のキップ、早い列車に切り替えまっせ」と言って、みどりの窓口で変更したところ、一人に付き300円の追加料金を取られました。私が窓口で「なんで300円かかるんですか?」と訊いたら、「お客様の場合、さくらからのぞみに切り替えたので、料金が派生したのです。みずほからのぞみへの変更なら、料金はかからないんですが…」とのこと。つまり、みずほはのぞみと、さくらはひかりと同じ扱いになるのです。傍で伴男が「みずほとか、さくらとか…銀行みたいにややこしいでんなぁ」と、ホンマにややこしそうな顔で呟きました。ちなみに、彼の伴男命名の由来について知りたい方は、田辺聖子著『恋のからたち垣の巻』(集英社文庫刊)をご覧あれ☆(7/19付のブログ参照)
それはさておき、車内で買った幕の内弁当がとても美味しゅうございました。九州新幹線全線開通記念と銘が打たれた弁当、その名も「みずほとさくら」! 小さな折(オリ)の中に、新幹線が走る大阪から鹿児島までの全府県の名物料理がぎっしり詰まっているのです。すべてご紹介しましょう。
大阪府…浪花風豚串カツと、たこ焼き
兵庫県…丹波黒豆甘露煮
岡山県…ちらし寿司(ままかり酢着け・焼あなご・梅花蓮根・絹さや・錦糸玉子)
広島県…牡蛎しぐれ煮
山口県…蒲鉾
福岡県…いか明太子詰め
佐賀県…鶏の照焼き
熊本県…いきなりまんじゅう
鹿児島県…黒豚ロース西京白味噌仕立てと、さつま揚げ
これらに、白ご飯と和風の炊き込みご飯が付いて、1000円。めっちや美味☆☆☆ 沿線の名産が少しずつ色々と入っているので、とても楽しく食べられます(^ー^)
九州新幹線の全線開通は東日本大震災の翌日でしたから、ほとんど話題にのぼりませんでしたが、JR西日本とJR九州がタッグを組んで、一生懸命がんばっている様子が伺えました(^0_0^)