2017.12.13 《西宮東高校の落語鑑賞会 @ なるお文化ホール》

8日(金)、西宮市立西宮東高等学校の「落語鑑賞会」に招かれました。

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会場は兵庫県西宮市にある、なるお文化ホール。ここは毎年「ざこば南光米團治三人会」で使わせていただいている馴染みのあるホールなのですが、ちょうど西宮市立西宮東高等学校の敷地内にあるのです。

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学校と地域の共生を目的として運営されているホールであるとのこと。

我々は毎年おじゃましていたのですが、西宮東高校の生徒さんに向けての落語会は、なんと44年ぶりなのだとか! 44年前…まだ私が高校生の頃や…その時は誰が来たんやろ。

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西宮東高校としても本当に久しぶりの落語会の開催ということになったのですが…いやぁ、驚きました。生徒さんの反応の良さに!

充分、普通の落語会のように演じることができました。

実は、ここだけの話、開演前に楽屋へ挨拶にお越しになる先生の雰囲気で、大体その日の生徒さんの様子が分かるのです。

「親の顔を見れば、そこの子供の様子が分かる」ようなもの。

校長の奥村政浩先生と少し挨拶を交わすだけで、愛校精神に満ちておられる方だなと思えたのです。

実は、先月16日に全国高等学校国語教育研究連合会の第50回大会が兵庫県神戸市の神戸芸術センターで開かれ、私もそこに招かれて講演(「父、米朝を語る」)と落語(『一文笛』)を披露させていただいたのですが、そこにも奥村先生は参加しておられたとのこと。

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楽屋での盛り上がりが、そのまま舞台にも現れたようです。

「落語の解説」 米紫 & 吉の丞
『動物園』 わかば
『桃太郎』 米團治
『宿題』 塩鯛

この日は「一年生と二年生」「三年生と保護者」という形の二回公演でしたが、どちらもよくウケました。

西宮市が教育都市であることを実感した次第☆