2018.01.09 《 井上道義さん登場 @ KBS京都ラジオ》
あっという間に松の内が過ぎ去っていきますが、皆さんは良いお正月を過ごされましたか?
我が家では妻と娘が立派なおせち料理を作ってくれました☆
お雑煮は例年通り元日が白味噌に丸餅で、二日目がおすましに焼き餅。
めでたく新年を祝いました。
さて、KBS京都ラジオの「本日、米團治日和。」──。
3日(水)はお屠蘇気分で、京都の駅名に纏わる私の思いや、新発売の“開運カレー”についての裏話を喋り倒しましたが、10日(水)からは再び素敵なお客様をスタジオにお迎えしてのトークとなります。
京都市交響楽団の常任指揮者を勤めておられたのは、もう20年も前のこと。
その後、オーケストラ・アンサンブル金沢や、大阪フィルハーモニー交響楽団など、さまざまなオーケストラの音楽監督を歴任され、今日に至っておられます。
道義さんは、私の一回り上の戌年! つまり、今年で72歳となられるのです。とてもそう見えません。常に若く、情熱的でいらっしゃいます。
いつも話は多岐に広がるのですが、今回は特にショスタコーヴィッチについて熱く語られました。
1917年、ロシアに革命が起こされ、ソビエト連邦という社会主義体制の時代を生き抜いたショスタコーヴッチの人となりは、巷間、伝えられてきたものと全然違うことを発見した道義さんは、ショスタコーヴッチの第15番まである全交響曲の演奏に挑み、ようやく昨年、全曲を網羅したCDが発売されたのだとか。
そこには、ジャズやダンス音楽、はたまた声楽までが散りばめられてあり、社会主義体制の中でも可能なかぎりの自由を表現しようとしたヴッチの哲学が、ひしひしと伝わってきました。
いつしか、道義さんの生きざまとオーバーラップして…めっちゃ楽しかった♪
放送は10日(水)と17日(水)。いずれも夕方5時半からです。お楽しみに☆