2018.03.05 《「米朝一門会」で西宮から長野へ》
今週末は米朝一門による落語会で東奔西走しておりました。
3日(土)は、兵庫県西宮市、なるお文化ホールでの「ざこば 南光 米團治 二人会」の開催。
お蔭さまで、すっかり西宮市の春の恒例行事として定着したようで、嬉しいかぎり!
今回も大入の盛況となりました☆
『時うどん』 小鯛
『矢橋船』 しん吉
『南光闘病日記』 南光
〈中入〉
『笠碁』 ざこば
『青菜』 米團治
沢山のご来場、心から御礼申し上げます。
翌4日(日)は、長野県小県郡青木村、青木村文化会館での落語会に出演。
これは(一財)長野県文化振興事業団の主催による落語会で、昨年も一昨年も長野県のいろんな地域を廻らせていただきました。
今年は長野県小県郡青木村での「桂米朝一門会」! 小県郡と書いて「ちいさがたぐん」と読みます。初めての土地なので、わくわくしながら、午前7時半に新大阪駅を出発!
大阪から長野へは鉄道ではざっと三通りの行き方があります。まずは、東海道新幹線で名古屋まで行き、そこから特急しなので行く方法。次に、特急サンダーバードで金沢まで行き、そこから北陸新幹線に乗り換える方法。そして、東海道新幹線で東京駅まで行き、そこから北陸新幹線に乗る方法。
今回は一番ラクな東京経由の方法を採りました。
東京駅で北陸新幹線のはくたかに乗り換え、上田駅で下車。
そこからマイクロバスで約30分、青木村文化会館に到着!
ここは人口約4,000人の風光明媚な山あいの村。夫神岳(オカミダケ)、子檀嶺岳(コマユミダケ)、十観山(ジュッカンザン)の三山があり、温泉地は田沢温泉と沓掛温泉。どちらも泉質が優れているのだとか。
でも、今回は温泉に浸かる暇は無し。
早速、舞台チェックに取りかかります。
お蔭さまで、大入満員の盛況! 皆よくウケました。
『動物園』 米輝
『時うどん』 ちょうば
『笠碁』 ざこば
〈中入〉
『秘伝書』 米紫
『掛取り』 米團治
沢山のご来場、心より感謝申し上げます。
「青木村にも国宝がある」と聞き、帰りにクルマで案内していただきました。
天台宗の大法寺。ご本尊は十一面観音立像。
鎌倉時代に建てられたこの三重塔が国宝で、あまりの美しさに参拝客が振り返ることから「見返りの塔」とも呼ばれているのだとか。
日帰りではもったいない旅でした。いつかまた青木村へ、ゆっくり伺いますね☆☆☆