2012.05.07 「團治郎の年季が明けました」
この度、私のもとで落語家としての修業を積んでまいりました桂團治郎──、3年間の内弟子の年季を終え、一人立ちさせることに致しました。
とは申せ、彼はまだまだ若輩でございますので、何かと迷惑をおかけすることもあろうかと思います。そんな時はどうか厳しい目で叱ってやって下さい。
芸人はお客様からの叱咤・激励が何よりの力となります。本人は大いに芸道に精進する所存でございますので、長い目で見守っていただければ幸いです。
あ、ついでに私もよろしくお願い申し上げます。
5月6日の夜、我が家で年季明けの小宴を持ちました。このところ、フットサルに毎回参加している甥の哲(サトル)と、哲の母親もお祝いに駆けつけてくれました。
シャンパン・ビールに妻の手料理で、和気藹々のひとときを過ごすことができました\(^-^)/ 色々とプレゼントをもらった團治郎は嬉しそう。私からは黒紋付の衣と羽織です。米朝一門は代々年季明けの時に師匠が弟子に紋付を仕立てて渡す習慣があり、私もそれに則(ノット)りました。でも、ギリギリまで忘れてて、4月4日に心斎橋の藤井呉服店さんに連絡して「何とか6日までに間に合わせて!」とお願いして、超特急で仕立ててもらいました。いい感じに仕上がりましたよ。どこぞで見てやって下さい(^0_0^)
ほろ酔い気分で家の外へ出たら、満月がとても綺麗でした。今月は月がかなり地球に近づいているそうで、いつもより15%大きく見えて、30%明るいんだとか…。お月さんも彼を祝福してくれているようで、嬉しかったです(^ー^)
皆さん、これから團治郎をよろしくお願い致します。ついでに私もよろしくね☆☆☆