2012.10.04 「『日本酒で乾杯推進会議』のフォーラムに参加」

2日(火)は明治記念館での「日本酒で乾杯推進会議」の総会&フォーラムがあり、そこで日本酒の登場する落語『替り目』を披露させていただきました。

 

この組織は、日本酒造組合の有志の方々が「日本酒をもっともっと愛飲して頂きたい」という想いから立ち上げたサークルなのです。それを応援するために「100人委員会」なるものが結成され、各界(力士・作家・政治家・俳優・音楽家などなど)から著名人が加入し、コラムを寄せるなどの活動をしています。

 

私が、この会の代表を勤めておられる元国立民俗学博物館々長の石毛直道さんから「100人委員会」のメンバーへの加入依頼を受けたのは一昨年のこと。以来、さまざまな行事に参加させていただき、今年はフォーラムで落語を披露する栄誉に浴しました(^ー^)

 

演目は『替り目』。酒に纏わる噺です。会場にはほぼ満杯、500人ほどのお客様が詰めかけて下さいました。なんと客席に“塩爺”こと塩川正十郎さんや、女優の浜美枝さん、ヴァイオリニストの佐藤陽子さんなどなど、お歴々が沢山お見えになり、熱心に私の話に耳を傾けておられます。嬉しさと緊張感が混在する中、一所懸命、高座を勤めました。

 

その後、民俗学者の神崎宜武さん、福井県の南部酒造の四代目蔵元の南部隆保さんとともに「日本酒と芸能」に纏わる鼎談が始まりました。「どうすれば、日本酒で乾杯する機会が増えると思いますか」との問いかけに、私は「ビールぐらいアルコール度数の低い日本酒があれば、乾杯しやすくなるんじゃないですか? いきなり17度のお酒が出てきても、乾杯しづらいですよ」と答えました。すると、「実は、この後のパーティー会場にアルコール度数10.5%の日本酒が用意されているんです」との回答。えっ、ほんま?

 

果たしてそれは、沢の鶴が出している「米だけの酒 旨みそのまま10.5」という商品でした。うん! 軽いけど、美味しい(^q^)  しっかり日本酒の味になっている…でも、軽い☆

 
沢の鶴株式会社の西村隆治社長と(^ー^)

 

パーティーでは多くの酒造メーカーの方々といろんな酒を飲みながら、いろんな話に花が咲きました\(^o^)/  お客さんの中には、先月の私のブログを見て、急遽、会員になった方もおられました。ありがとうございます(^人^)

 

 

この日は酩酊することなく、ホロ酔い気分で東京駅からのぞみに乗車し、無事帰阪(^o^ゞ

 

ところで、この秋、東京駅は昔の姿に近い形に“復原”され、このところ、丸の内側から見る駅舎を写真に収める人の波が途絶えません。

 

 

改修前の東京ステーションホテルには何度か泊まり、その度に旧き佳き時代の郷愁にひたることができましたが、今度のステーションホテルはどんな感じかな? 近いうちに泊まりたいなぁと思っています。本日(4日)開業☆☆☆