2013.02.18 《米朝一門会 in 龍野》
17日(日)は兵庫県たつの市で「米朝一門会」がありました。毎年この時期に開かれ、いつもチケットが発売されるや否や、すぐに完売するという有難い落語会です(^0_0^)
2005(平成17)年、龍野市・新宮町・揖保川町・御津町が合併し、ここは「たつの市」という表記になりました。龍野市以外の三つの町が、「龍野市のままだと、いかにも吸収されたというイメージが強くなる」と主張したため、ひらがな表記になってしまったのだとか…。今になって、せめて表記は元の「龍野市」に戻そうという運動が起きているそうです。
私もそれに賛成。そもそも私は平成の大合併には概ね反対です。文化を軽視する政策以外の何物でもありませんもんね。山口県の代表的な城下町である徳山市が「周南市」になったのが顕著な例。新幹線はしっかり「徳山駅」で残っているのにね…。
それはさておき、この日も赤とんぼホールは満員のお客さんで賑わっておりました(^0_0^) 赤とんぼ文化ホール──、そう、龍野は童謡『赤とんぼ』の作詞でお馴染みの三木露風の出身地なのです。
『癪の合薬』二乗
『秘伝書』米紫
『小言幸兵衛』南光
〈中入〉
『親子茶屋』米團治
『文七元結』ざこば
沢山のご来場、まことにありがとうございました(^人^)
昼食は「よこた」の楽屋弁当。美味しくよばれていると、そこへ関西学院大学のOBの方がお見えになり、和菓子を手土産に下さったのですが、それがまたとても美味しゅうございました(^q^)
吾妻堂の「ひしほ饅頭」。砂糖・小豆・小麦粉・淡口(ウスクチ)醤油で作られた龍野ならではの饅頭です。うっすらと醪(モロミ)の香りが含まれる塩味は淡口醤油ならではもの。ふわふわで、しっとりとした食感は病みつきになります。気づけば、私も慶治朗もペロリと3個食べておりました☆☆☆
醤油に和菓子、地酒に素麺と、龍野は日本の食文化の宝庫です(^ー^)