④京都新聞「現代のことば」
「現代のことば」<12>

オペラと落語を合体させた舞台芸術“おぺらくご”。私がこれに取り組みだしてから、はや25年が経過。この言葉、果たして市民権を得たのかな?   「おぺらくご」なる造語を最初に使ったのは、当時、京都フィルハーモニー室 […]

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④京都新聞「現代のことば」
「現代のことば」<11>

「あかりをつけましょ ぼんぼりに おはなをあげましょ もものはな」。お馴染み、童謡『うれしいひなまつり』の一節です。でも、3月3日には桃はまだ咲きません。桃の見頃は4月の始め。同様に端午の節句に菖蒲は咲かず、七夕に至って […]

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④京都新聞「現代のことば」
「現代のことば」<10>

世界的に見ても、日本人ほど語呂合わせの好きな民族はほかにありますまい。数字の言葉変換のうまいこと!   4126・・・良い風呂 1129・・・いい肉 5489・・・ご予約 0983・・・お悔やみ   […]

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④京都新聞「現代のことば」
「現代のことば」<9>

エスカレーターに乗る時、大阪人の私は、他人が左側に立っているだけで無性にイラついてしまいます。エスカレーターは左側を歩くもので、立ち止まる場合は右に寄ると決まっているからです。大阪では・・・。   ところが、東 […]

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④京都新聞「現代のことば」
「現代のことば」<8>

昨今、炭水化物ダイエットなる言葉をよく耳にします。   私は当初、炭水化物だけを摂って痩せる方法なのかなと思い込んでおりました。なんと、逆なんですってね。炭水化物を摂らずに体重を減らそうとするなんて・・・体に悪 […]

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④京都新聞「現代のことば」
「現代のことば」<7>

よく新聞や雑誌に「実力派落語家による競演!」などと書かれた文言を目にします。   私はこの「実力派」という言葉があまり好きではありません。抵抗を覚えるのです。あいまいな表現だと思いませんか。「実力のある」と書か […]

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「現代のことば」<6>

政界や芸能界にゴシップはつきもの。真面目なそぶりを見せている人の恥部が明るみに出る時ほど心わきたつことはございません。   今年は年頭から不倫報道が続きましたね。“ゲスの極み”に始まって、育児休業宣言した国会議 […]

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「現代のことば」<5>

関西では東京のJR山手線を「やまてせん」と呼ぶ人がいます。あれは「やまのてせん」です。「ノ」や「之」が表記されていなくても、「の」は付けなければなりません。昔からの週間は守るべき。   最近、どうも「の」を省略 […]

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④京都新聞「現代のことば」
「現代のことば」<4>

今、何かと話題の国際テロ組織ISIS。イズラミック・ステイト・オブ・イラク・アンド・シリアの略だとか。「イスラム国」と報道されることからイスラム教全体が敵視されている現状は、まことに悲しい限り。はっきり言って、テロの実行 […]

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④京都新聞「現代のことば」
「現代のことば」<3>

コンビニ――。一体、誰がここまでの隆盛を予想したでしょう。   かつては「地域社会の秩序を乱す」とか「便利の裏返しが怖い」とか「外資に取り込まれるのではないか」などと噂されていたコンビニが、国際金融財閥も羨むほ […]

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④京都新聞「現代のことば」
「現代のことば」<2>

京都と大阪――。新幹線なら僅か15分の距離なのに、ここに住む人々の意識の違いには大きな隔たりが存在します。まるで異国の地と言えるほど。(実際、山城国と摂津国ですもんね)   大阪人の私が京都で仕事をするようにな […]

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④京都新聞「現代のことば」
「現代のことば」<1>

まずもって、「現代」とはいつのことを指すのだろう。果たして、私は現代を生きているのかしらん。   実は私、先月、大阪の国立文楽劇場小ホールで開催された芝居に出ておりました。「本日、家を買います。」というタイトル […]

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