2011.04.05 「武田邦彦教授のブログ情報」
今回の福島原発の事故に関して──。 私は中部大学教授の武田邦彦さんのブログを時々、拝見しています。 結構、科学的・客観的な数値を出しておられるので…。 この方は、原子力安全委員会のメンバーをしてきた人で、「安全なら原発を […]
2011.04.04 「繁昌亭昼席、トリを勤めます」
今日から天満天神繁昌亭昼席のトリを勤めています。 10日(日)までの一週間、よろしかったら覗いてやって下さい☆ 中トリは九雀くん。 そのほか、仁扇兄さんに、鶴笑、遊方、阿か枝、瓶吾、喬若、呂竹というラインナップです。 今 […]
2011.04.02 「名古屋の独演会無事終了」
アスターミュージック主催による名古屋での独演会は盛況のうちに終えることができました。 小米朝時代は今池ガスホールや中電ホールで開いて下さっていましたが、米團治を襲名してからは、ナディアパークの中にある名古屋アートピアホー […]
2011.04.02 「動楽亭に座椅子が!」
ざこば兄さんが席亭を勤める動楽亭の客席に座椅子が登場しました! 大阪市営地下鉄 「動物園前」 駅すぐの所にある動楽亭。 ここの客席は、後方に幾つか長椅子が用意されていますが、前は板張り (フローリング) の床に座布団を敷 […]
2011.04.01 「花粉症には花粉で対処」
東日本大震災、復興のための2回目の手拭い販売も7分で完売したそうです。 ご協力ありがとうございました! 4月に入り、ようやく春めいてきましたね。 桜の開花に目が和む季節となりました。 でも、今年は私、杉の花粉にやられて、 […]
2011.03.29 「復興支援チャリティマッチ」
29日は昼間、朝日放送ラジオの仕事を終えた後、まっすぐ家に帰りました。 サッカーのチャリティーマッチをテレビで観るために。 今夜は仕事が無くてラッキーf(^_^; 日本代表 VS Jリーグ選抜の試合なんて、まず観られない […]
2011.03.28 「人間国宝、再びサイン100枚」
東日本大震災の被災者への義援金作りの一環として、上方落語協会が推し進めているサイン入り手拭いの発売。 米朝・春團治・三枝・鶴瓶の直筆サイン90枚は販売開始から7分で完売でした。 それに気をよくした執行部が 「もう百枚…」 […]
2011.03.27 「ABC春休みファミリーコンサート」
道上洋三 (ドウジョウヨウゾウ) さんと言えば、朝日放送を代表するアナウンサーです。 平日朝のラジオ番組 『おはようパーソナリティー道上洋三です』 は、35年間放送が続いているABC随一の長寿番組です。 そして、その道上 […]
2011.03.26 「パソコンでABCラジオが聴けます」
今年はなかなか暖かくなりません。 被災地の方々は本当に大変でしょうが、ある種、気持ちをのんびりと構えて下さいね。 私は20年近く朝日放送で 「ザ・シンフォニーホール・アワー」 というラジオ番組を受け持っています。 朝 […]
2011.03.23 「上方落語協会も被災地にエール」
22日(火)は天満天神繁昌亭で 「米團治・枝光二人会」 を開催。 一門は違えど、彼とは同期。 お互い気兼ねなく切磋琢磨し合えるので、有難い限りです。 この日は松尾貴史が聴きに来てくれて、終演後、軽く一杯やりました。 いつ […]
2011.03.21 「上方文化再生フォーラム」
連休も落語会尽くしでした。 19日は大阪府和泉市の弥生の風ホール、20日は大阪・谷町の本長寺、21日は和歌山県岩出市のホテルいとうにて、いずれも賑々しく行われました。 関西はお蔭さまで被害がないため、ほとんどの所で落語会 […]
2011.03.19 「現場の方には勲章を」
今日も福島原発の現場で核燃料の処理に当たっておられる方々、本当に本当にご苦労様です。 書類をいい加減に読むだけの人たち、或いはそこにも姿を見せないいわゆるエリートたちとはえらい違いです。 命を賭けて日本を守っている人達に […]
2011.03.16 「乗り越えられない試練は訪れない」
今日は大阪でも雪が舞う天気となりました。 さぞや被災地の方々は厳しい寒さと闘っておられることでしょう。 心よりお見舞い申し上げます。 阪神大震災の時を振り返ってみますに、最初の一週間はとても長く感じました。 おそらく […]
2011.03.15 「東家本店からお便りが」
昨年、盛岡へ行った時に盛り上がった “わんこそば” の東家本店から 「がんばってます!」 というメッセージが届きました☆ この店も地震による大きな被害があったそうですが、震災当日から、さらに被害の大きな地域や困っておられ […]
2011.03.14 「生きてゆくには糖質と塩」
13日(日)は富山から帰阪し、兵庫県の出石(イズシ)へ行きました。 出石そばで有名な風光明媚な城下町です。 天日鉾命(アメノヒボコノミコト)の伝説でも有名な所で、文化ホールの名前も 「ひぼこホール」 です。 ここで南光兄 […]
2011.03.13 「東日本大震災という名前に」
12日(土)も 「東西落語聴き比べ」 というタイトルで林家たい平さんと一緒に富山県を回っていました。 テレビで地震による被害の甚大さが時々刻々と伝えられるにつれ、 「どんな高座を勤めたらよいのか…いや、普通に落語をや […]
2011.03.12 「東北地方・宮城県沖の大地震」
11日(金)午後2時46分、大地震が発生。 震源地は牡鹿半島東南東130㌔付近で、震源の深さは約10㌔。 阪神大震災と同じく、非常に浅い部分での発生であったため、甚大な災害となりました。 被害に遭われた方に心よりお見舞い […]
2011.03.11 「3月12日、JRダイヤ改正」
今日から二日間、林家たい平君との二人会のため、富山へ向かうべく、昼12時半に新大阪駅に集合。 大阪からは、しん吉君と弟子の團治郎、そして (夜9時を回ると瓶とお碗を持って踊り出すことから) 世に瓶碗マネージャーと知られて […]
2011.03.10 「和洋折衷の一日」
今日の動楽亭昼席は、中トリに出られた塩鯛兄さんの 『お文さん』 が素晴らしかったです。 松喬師匠直伝によるものとのことですが、ウチの一門はもとより、よその一門もあまりされないので、新鮮でもありました。 対して私は、モ […]
2011.03.09 「人間国宝は肉食」
ここ数日、父はあまり食べなくなり、酒の量も少なくなり、タバコの本数も減ってきたぞと心配していた今日──、とことん食べはりました。 今日の献立は、鶏のクリーム煮、牛肉と蓮根の煮あえ、イイダコのうま煮、味噌汁、そして白ご […]
2011.03.07 「三代澤アナウンサーと京都ロケ」
今日は落語がとても上手な朝日放送の三代澤康司アナウンサーと一緒に、テレビ番組のロケで京都の職人さん親子の取材に行きました。 かねてから三代澤さんはいろんな分野の職人さんを訪ねて回る 『一志相伝』 という番組のナレーシ […]
2011.03.06 「ざこば・米團治二人会 in 三原」
6日(日)は広島県三原市にある三原市文化芸術センター(通称、ポポロ)で、ざこば兄さんとの二人会がありました。 三原に来たのはたぶん初めて。 新幹線の駅はあるのですが、こだましか停まらないので、より遠い広島市へ行くより […]
2011.03.05 「おぺらくご in COREDO 室町」
5日(土)、東京・日本橋室町に新しくできた三井ビル、その名も「コレド室町」。 …何のこっちゃと思うでしょ。 私も思った。 訊けば、中心・核という意味のCore(コア)と、Edo(エド)すなわち江戸を組み合わせた造語で、C […]
2011.03.04 「おぺらくご『ドン・ジョヴァンニ』初演に向けて☆」
動楽亭昼席、学校公演、一門会に参加しながら、私は明日の 「おぺらくご」 に向けて、歌の稽古に余念がありません(^0_0^) いや、落語会もきっちり勤めていますよ。 ただ、明日は稀代の女たらし、ドン・ジョヴァンニをしなけれ […]
2011.03.02 「銀瓶のピロートークやて、やらしぃなぁ」
2日は笑福亭銀瓶くんの 「ピロートーク」 のゲストに招かれました。 開口一番、 「銀瓶、なんちゅうやらしいタイトル付けるねん」 という私の一言からトークが炸裂。 ちょっとよそでは言えない、なかなか身のある話となりました。 […]
2011.03.01 「浪花花形五人衆…終了」
大阪・動楽亭での 「米團治・研鑽の会」、そして新宿・サザンシアターでの 「“新”にっかん飛び切り落語会」 が無事終了し、疾風の如く2月が過ぎ去りました。 ちなみに、研鑽会では 『不動坊』 『除夜の雪』 『茶漬間男』 の三 […]
2011.02.26 「木久扇・米團治二人会」
26日(土)、神奈川県横須賀市の横須賀芸術劇場ベイサイドポケットで、「木久扇・米團治二人会」がありました。「笑点」でおなじみの林家木久扇師匠と二枚看板で落語会を開いていただくなど、誠に光栄なことです。 上りの新幹線でまた […]
2011.02.25 「宝塚ソリオ寄席」
25日(金)は阪急宝塚駅前にあるソリオホールでの「宝塚ソリオ寄席」でした。 これは毎年この時期に開かれている落語会で、おもに米朝一門が出演しています。 この日は私がお世話になっている宝塚の女流書家、片岡紫江先生から出演者 […]
2011.02.24 「水田竜子さんからサインが!」
ABCラジオ『ザ・シンフォニーホール・アワー』の収録時、番組ディレクターの倉内女史に 「こないだ高松の仕事の帰り道、高松駅で “霧の土讃線” という歌のキャンペーンをやってて、聴いてるうちにCDを買うてしもてん」 と、2 […]
2011.02.24 「ケータイ落とした…でも拾われた」
前回あんなブログを書いた途端、個人情報満載の携帯電話を落としてしまいました。 あるお呼ばれでお酒をかなり飲み、タクシーで米朝宅に行き、しばらくしてから 「あれっ、ケータイ無い」 と、気づきました。 弟子の團治郎の携帯電話 […]
2011.02.23 「個人情報(管理)保護法」
20日(日)は“パンジーの会”に呼んで頂いての落語会でした。 初めに三味線・太鼓などの鳴り物(大川貴子・桂あさ吉・桂團治郎・桂弥太郎)を舞台に上げて、私がお囃子解説をしてから落語を一席聴いていただき、その後お食事会になる […]
2011.02.20 「塩鯛襲名披露千秋楽にサプライズ」
昨年の8月6日に大阪サンケイホール・ブリーゼで始まった「都丸改め、四代目桂塩鯛襲名披露公演」も半年間の全国巡業を経て、2月19日、京都・南座にてめでたくフィナーレを迎えました。 私はこの巡業のかなりの数に参加させていただ […]
2011.02.19 「和泉国2ヵ所で公演」
和泉国、すなわち泉州で会が続きました。 16日は堺市民会館で行政書士の会主催による落語会。 行政書士と言えば、四代目米團治師匠がなさっていた職業です。 当時は落語だけではなかなか食べて行けない時代。 字も絵も上手だっ […]
2011.02.16 「俺たち若旦那 in サンケイホールブリーゼ」
落語の世界は世襲じゃないのが当たり前。 ですから、噺家の家に生まれて跡を継ぐのは結構大変なことなのです。 そんな息子たち…いわゆる若旦那ばかりが集まって会をするという、落語史を揺り動かすようなイベントが大阪で開かれました […]
2011.02.14 「ヴァレンタイン・チョコに国宝もとろける」
今日は久しぶりに仕事がなく、リフレッシュしようと、急遽、京都の醍醐寺まで出かけました。 真言宗小野流の総本山である醍醐寺には私、恥ずかしながら高校3年の時に遠足で一度行っただけ…。 いつかゆっくり参拝したいと思いつつも、 […]
2011.02.13 「大阪市音楽団との共演」
いやぁ、自分で言うのも何ですが、京都府八幡市文化センターでのコンサートは盛り上がりました♪ 大阪市音楽団には弦楽器がありません。 つまり吹奏楽団。 最近はウインド・オーケストラと呼ばれる機会が増えました。 この楽団では正 […]
2011.02.12 「吹奏楽との競演も一興です♪」
明日の大阪市音楽団との競演のため、只今、大阪城公園内の練習場でお稽古の真っ最中。 コンサートの司会のほかに、ギリス作曲『音楽の創始者』の語りと、酒井格作曲『牡丹とねずみ』の語りをします。 指揮者の牧村邦彦さんとともに楽し […]
2011.02.11 「雪のピッコロシアターで独演会」
予報通り、未明から大阪でも雪が降り出し、朝起きたら一面の銀世界。 雪好きの私は庭駆け回り、犬(モモ)はカーペットで丸くなっておりました。 今日は兵庫県尼崎青少年創造劇場、いわゆるピッコロシアターでの独演会でした。 綺 […]
2011.02.10 「八百長問題-篠田正浩監督の発言に大賛成」
10日、テレビ朝日のワイドショー「スクランブル」のビデオ取材の中で、大相撲の八百長問題について映画監督の篠田正浩さんが意見を述べておられました。 概要は次の通り──。 「そもそも相撲は神事のまつりごとであり、すなわち芸能 […]
2011.02.09 「高松日帰りの旅」
今日は香川県高松市へ行きました。 大阪~高松は飛行機・電車・クルマ・船と、いろんな行き方があります。 今回は新幹線と在来線(瀬戸大橋線~予讃線)を乗り継いで行きました。 目的は日本ハムの社員さん向けの講演です。 東京~大 […]
2011.02.08 「Dream Trail ~宝塚伝説~」
梅田芸術劇場ドラマシティで『ドリーム・トレイル~宝塚伝説~』を観ました。 97年続いてきた宝塚歌劇の歴史を、これまでのミュージカルナンバーを使って振り返る舞台です。 いやぁ、凄かった。 興奮さめやらぬ中、今これを書い […]
2011.02.07 「京の噺家 米二兄さん」
二日続けて、繁昌亭に出演しました(^0_0^) 7日は桂米二さんの落語会でした。 米二兄さんと言えば、私のすぐ上の兄弟子さんです。 私が噺家になることを勧めて下さり、また噺家になってからも親身になって色々と教えて下さ […]
2011.02.07 「八百長事件について」
6日は岐阜から帰阪して、天満天神繁昌亭に向かいました。 桂一蝶独演会に出演のためです。 彼は今は亡き先代春蝶師匠の弟子で、私とはほぼ同期。 というわけで、昔から飲み友達でもあります。 当日会場は大入満員。 何と二人のお子 […]
2011.02.06 「料亭<すぎ山>で落語会」
5日、長良川河畔の料亭「すぎ山」で、食事&落語会がありました。 「すぎ山」の美味しいお食事をゆったりとよばれた後で落語を味わうという、いわば贅沢な落語会です。 昼夜二回公演とも席はほぼ満員。感謝! 前座の團治郎に続いて、 […]
2011.02.03 「成田山で豆撒き」
今日は旧正月。 中国や神戸の南京町は「春節祭」で盛り上がっていることでしょう。 という訳で、明けましておめでとうございます! 日本では「文明開化」とやらで、明治6年以降、西暦が使われていますが、私は地球の公転軌道と月の満 […]
2011.02.02 「何かと申す内、はや2月」
バタバタしているうちに、また一週間が経ってしまいました(^o^ゞ 京都の独演会、名古屋御園座での朗読劇『竹取物語』、愛知県豊田市での桂塩鯛襲名披露公演、京都府宇治田原町での一門会、トリイ寄席と続きました。 寒い中、ご […]
2011.01.24 「連日、独演会続きで」
このところ、独演会続きで有難い限り。 でも、忙しくてブログを書く時間がなかなか取れません(^^; 東京、和歌山、姫路のいずことも沢山のお客さまがお運び下さり、嬉しい気持ちで一杯でした。 但し、和歌山の会では二、三、セ […]
2011.01.17 「サイバー・テロにご用心」
1月17日の朝、JR東日本がシステム障害のため新幹線が全線不通になりました。 こないだの東京消防庁の119番障害と言い、何かキナ臭さを感じているのは私だけでしょうか? 日本の政治の方向性が定まらず脆弱になっている現在、い […]
2011.01.16 「島根県益田市で一門会」
16日(日)は島根県益田市で一門会がありました。 メンバーは南光・米團治・九雀・宗助・ひろばの五人組。 このところの大雪で、ちゃんと行けるかが心配でしたが、ちゃんと行けました(^o^ゞ 朝8時、新大阪駅まで行くと、案の定 […]
2011.01.15 「Closedの仕事が続いてた」
ここ数日ブログの更新をしていませんでしたが、仕事が無かった訳ではありません。 いわゆる、Closed(クローズド)の仕事があったのです。 この言い方が英語的に正しいかどうかは知りませんが、一般売りされていない会──すなわ […]
2011.01.14 「銀座ブロッサムでの独演会」
今年は年初から一門会や寄席への出演が色々ありましたが、独演会は昨日が初めてでした。 それが銀座ブロッサム(中央会館)とあれば、気合いも増します。 前半は演目を出さず、お客さんや助演者の兼ね合いでネタが決まって行くスタイル […]
2011.01.08 「芸人は行き暮れ竹の…」
逗子のお客様、ご来場ありがとうございました。 今日は「プリンスたちの落語」と題して、三遊亭好楽師匠の息子である王楽君と、声帯模写の故三代目江戸家猫八師匠の娘であるまねき猫さんとともに、舞台を勤めましたが、温かいお客様に支 […]
2011.01.08 「初春のよろこび」
1月6日、仕事前に入院・手術でお世話になった関電病院に寄り、術後の経過のMRIを撮った所、素人目にも解るほど、左足第一指の骨の形状は綺麗に修復されていました。 そして、お医者様から「今日で治療は終わりにしましょう」とのお […]
2011.01.03 「三が日は落語とクラシック三昧」
大晦日がびわ湖ホールでの年越しコンサート、元日が天満天神繁昌亭、2日がサンケイホールブリーゼでの米朝一門会、3日が愛知県芸術劇場でのニューイヤーコンサート…と、充実した三が日を送ることができました。 ようやく、4日はお休 […]
2011.01.01 「元日のトリを繁昌亭で」
明けましておめでとうございます。 今年もよろしくお願いします。 2011年1日1日午前10時半、前日の雪による道路封鎖はどこへやら、名神高速を團治郎の運転でスイスイと走り、助手席では半分口の開いた米市がニヤニヤしているう […]
2010.12.31 「ジルヴェスター・コンサート in びわ湖ホール」
大晦日は凄い雪になりました。 同じ近畿エリアでも、大阪と滋賀は全然違います。 大阪なら「あ、雪が降ってきた」程度の時に、滋賀では交通機関を心配せねばならぬほど積もるのです。 この日は大雪になる予報が出たため、私は前日の3 […]
2010.12.29 「大晦日に向けて」
私は只今、大晦日に滋賀県のびわ湖ホールで開かれるジルヴェスタ・コンサートのお稽古に専念しています。 カウントダウンも含め、全体の司会役なのですが、新春を迎えた時の最初の曲を何と私が指揮させていただくのです。 曲目がロシア […]
2010.12.28 「繁昌亭で餅つき」
今年ももうすぐ終わりです。 年末の風物詩、餅つきが三枝会長のお声掛けのもと、天満天神繁昌亭で行われました。 噺家有志、そして女流落語家やお囃子・お茶子という笑女隊も加わり、皆でワイワイやりました。 私も含めて、口は動くけ […]
2010.12.28 「権太呂寄席」
京都・岡崎の蕎麦処「権太呂」での寄席に出演しました。 お蕎麦屋さんでの落語会は今でこそよくある光景となりましたが、30年前は滅多に見ませんでした。 ここは昭和57年から毎年続けておられる、言わば草分け的存在です。 当初は […]
2010.12.26 「雀々落語のひろば in A&Hホール」
今日は大阪・千里の「雀々落語のひろば」にゲストで呼んでもらいました。 A&Hホールは満員のお客さんで埋め尽くされていました。 雀々さんの二番弟子、鈴々(リンリン)が可愛く『動物園』を演じ、続いて文珍兄さんの一番弟子、徳之 […]
2010.12.25 「X'masイブの晩餐」
そんなわけで、私は妻の手料理に舌鼓を打つことになりました。 午後8時、今年も彼女を作れず帰宅した高2の息子と、近所のクリスマス会で聖歌を歌い終えて戻ってきた中3の娘も加わり、我が家は久しぶりに4人(+1匹)一緒に食卓を囲 […]
2010.12.24 「X'mas イブ」
クリスマス・イブ、皆さんは如何お過ごしですか? デートの人、仕事の人、風邪引いて寝てる人など様々でしょうね。 私は昨日・今日・明日と、親元におります。 私の場合は普通の親と違って、扱いが大変ですがf(^_^; 昼間 […]
2010.12.21 「米團治・勢朝ふたり会」
天満天神繁昌亭での「米團治・勢朝ふたり会」は終始なごやかな空気に包まれて進んで行ったように思います。 米朝一門の噺家で、米朝事務所に所属していない人も何人かおられます。 勢朝もその一人。 芸風も境遇も全く異なる彼とのふた […]
2010.12.20 「My Birthday」
日付を跨いで…、今日は私の誕生日。今年は芦原温泉でバースデーを迎えました。 さすがに52歳にもなると、喜びも半減しがちですが、多くの方々からお祝いの手紙やメールなどが届くと、やはり嬉しいもんです(^ー^) 今夜は家族の皆 […]
2010.12.19 「芦原温泉で二人落語会」
福井県の芦原(アワラ)温泉で「桂米團治・桂すずめ二人落語会」が開かれました。 会場はあの石原裕次郎さんが通い続けていたことで知られる老舗の旅館「べにや」です。 桂すずめさんは、言わずと知れた女優の三林京子さん。 米朝一門 […]
2010.12.18 「景風会クリスマスパーティー」
景風会とは宝塚市在住の女流書道家、片岡紫江さんが主宰されている書道グループです。 片岡先生には私、噺家になった年からずっとお世話になってきました。 私の独演会には毎年欠かさずお越し下さり、ご自身のパーティーには米朝一門の […]
2010.12.17 「笑福亭枝鶴襲名披露」
天満天神繁昌亭での「小つる改め、笑福亭枝鶴襲名披露興行」に参加させていただきました。 今週一週間、笑福亭の噺家が多数出演する中、日替わりゲストとしてほかの一門からも色んな噺家が登場するのですが、その中に私も入れてもらいま […]
2010.12.15 「小松左京箴言集に私が寄稿」
このほどPHP新書から、SF作家の小松左京さんの本が発売されました 。タイトルは「小松左京箴言集『宇宙にとって人間とは何か』」。 箴言(シンゲン)とは、教訓の意を持った短い句のこと。 小松氏のマネージャーである乙部順子さ […]
2010.12.14 「ゴスペル落語にゲスト出演」
今、繁昌亭の楽屋でこれを書いています。 今日の夜席「桂三金のゴスペル落語」にゲストで呼ばれたのです。 三金くんは三枝会長の9番目のお弟子さんです。 彼が「私はゴスペル落語をするので、できたらお兄さんはクラシック入りの『掛 […]
2010.12.13 「事始め」
今年の事始めは、ざこば兄さんのご実家横に作られた動楽亭で行われました。 米朝師匠をそこへお連れして、一門が勢揃いして「今年はありがとうございました。 来年もよろしくお願いします」と挨拶します。 例えば京舞の井上流なら、芸 […]
2010.12.12 「赤穂での塩鯛襲名」
今日は兵庫県赤穂市での塩鯛襲名披露公演です。 赤穂と言えば、赤穂義士。 毎年12月14日は赤穂義士祭が開かれているので、前々日の今日は日曜日だから混んでいるかなと思いきや、お祭りは曜日に関係なく13~14日と決まっている […]
2010.12.11 「初の高知独演会」
今日は土佐の高知でした。 二年前の襲名披露公演で訪れましたが、独演会は初めて。 今回は朝日新聞(高知朝日会)の主催で開いていただきました。 会場となった高知城ホールは、こぢんまりとしていましたが、とてもやりやすく、200 […]
2010.12.10 「大阪センチュリー交響楽団の定期演奏会」
少し空き時間が出来、急遽、シンフォニーホールにセンチュリーの定期演奏会を聴きに行きました。 残響2秒を誇る、大阪のザ・シンフォニーホール。 英語で言うと「The Symphony Hall」と、非常に良い響きに聞こえるの […]
2010.12.09 「塩鯛襲名披露公演 in 麻生」
今日は塩鯛兄さんの襲名披露公演で、神奈川県川崎市麻生区の麻生市民館に行きました。 二年前の自分の襲名披露公演でここを訪れた時にも思いましたが、川崎市という文字がホントに見つからないのです。 どうやらこの辺の人達は川崎市民 […]
2010.12.06 「茂山千之丞さん逝く」
12月4日、大蔵流狂言師、茂山千之丞さんが肝細胞癌により他界されました。 87歳というお年に不足はないのですが、これまでとてもお元気だっただけに急逝という気がしてなりません。 千之丞さんは父、米朝とは昔から昵懇で、お互い […]
2010.12.05 「ざこば・米團治二人会」
今日は滋賀県東近江市のクレフィール湖東で「ざこば・米團治二人会」。 昼夜二回公演ということは、一日中ざこば兄さんと一緒…こんな嬉しいことはゴ坐ヰませン。 あれ、なんで字が乱れるんやろ・・・。 天気は快晴。 米市の運転で、 […]
2010.12.03 「一門を越え、事務所を越え」
3日は大阪・難波のワッハホールにて、林家染丸兄上の「芸術選奨・文部科学大臣賞」受賞記念の落語会がありました。 ゲスト出演が桂春團治、笑福亭仁鶴の両師匠。 その顔ぶれの中に私が入れて頂いたこと自体、光栄なことです。 しかも […]
2010.12.02 「浪花花形五人衆」
私はNHK大阪制作の「上方演芸ホール」という番組の司会をさせていただいています。 オンエアは不定期ですが、1~2ヶ月に一回の割合でおもに関西の漫才を中心にお届けしています。 その収録が2日にありました。 一口に漫才と言っ […]
2010.12.01 「毎月ついたち みなみにおいで」
はや師走。 毎月一日は大阪・千日前のトリイホールでのTORII寄席。 「毎月ついたち みなみにおいで」というキャッチフレーズで、もう20年近くも続けてきました。 私のプロデュースによる落語会です。 今回は、尼崎市総合文化 […]
2010.11.30 「伊予の松山の芸妓さん」
龍穴神社でパワーをいただいた私は、翌日は朝から愛媛県松山市に飛びました。 伊丹から松山までプロペラ機でも1時間足らず(伊丹は便利!)。 「桂塩鯛襲名披露公演」が松山で開かれたのです。 塩鯛さんのお祝いの会に、ざこば・南光 […]
2010.11.29 「朝霞で初物づくし」
ミミさんのディナーショーの興奮冷めやらぬまま、今日は埼玉県まで行きました。 関西の芸人にとって、東京より北側の関東エリアは未開の地と言っても過言ではありません。 滅多に行く機会がないのです。 やはり、新幹線で東京まで行っ […]
2010.11.29 「室生龍穴神社」
忙中閑有り。 29日はかねてより、計画していた参拝の日でした。 私が足を怪我した時にお世話になった明神さん親子のお勧めにより、怪我の快癒を祈念するためにも、奈良県宇陀市にある室生龍穴神社(ムロウリュウケツジンジャ)にお参 […]
2010.11.28 「こだま愛ディナーショー」
岡山の一門会から戻るや否や、宝塚ホテルへ直行──。 愛しの歌姫、こだま愛さんの初のディナーショーを観るために。 ミミさん(愛称)こと、こだま愛さんと言えば、かつて剣幸さんの相手役として、絶大な人気を博した宝塚歌劇団月組の […]
2010.11.28 「濃い一門会」
退院後、お蔭さまで連日東奔西走しています。 今日はとても濃い一日でした。 岡山市民会館での米朝一門会。 メンバーは出番順にしん吉、宗助、米團治、可朝、(中入)、南光、ざこば。 濃ゆいでしょ♂ ざこばさん以上に濃いキャラの […]
2010.11.27 「おぺらくご in 金沢」
今月2度目の金沢。 朝日新聞社(北陸朝日会)主催による「おぺらくご」です。 今回は大好きな石川県立音楽堂・邦楽ホールでできるとあって、サンダーバードの車内に居るときから嬉しくて仕方ありませんでした。 ここは歌舞伎に良し、 […]
2010.11.26 「藤田美術館」
今年の紅葉は例年になく綺麗のだとか。でも、このところ連日走り回っている私は、全く名所に行く余裕がありません。名勝に行かずとも、どこででも紅葉を見たら良さそうなものですが、それすら叶わぬ日々が続いています。 そんな折り、大 […]
2010.11.24 「盛岡でわんこそば」
前日の興奮も冷めやらぬ内に、今日は朝から盛岡に行きました。岩手県民会館で「とうぎん寄席=円楽・米團治二人会」が開催されました。盛岡で喋るのは久しぶりです。大ホールにも拘わらず沢山のお客様にお越しいただき、またとても温かい […]
2010.11.23 「夢の実現~談志&三枝&米團治」
22日(月)の天満天神繁昌亭の夜席は、私にとって忘れられない日となりました。ヨシモトと米朝事務所の共催による「三枝・米團治二人会」が開かれたのです。上方落語協会会長の三枝お兄さまとの初の競演──、それだけでも有難いのに、 […]
2010.11.17 「北陸はお菓子の宝庫」
今、北陸本線の特急サンダーバードの車内で、これを書いています。 今日は福井県で日本舞踊アカデミーASUKA「飛鳥をどり」にゲストで招いていただき、落語とトークで皆様のご機嫌をうかがいました(^ー^) 福井市の福井フェニッ […]
2010.11.16 「文化勲章受章 桂米朝展」
父、米朝が文化勲章を賜って1年が経過。それを記念して、今月20日より地元の尼崎市総合文化センターで「文化勲章受章 桂米朝展」が開かれることになりました。私、只今その準備に奔走しています。 実は、今年初めに米朝の出身地であ […]
2010.11.10 「僕たち若旦那」
今日は中日劇場で新企画の落語会がありました。落語家の家に生まれ噺家になった、いわゆる御曹司たちだけの落語会の旗揚げ公演です。その名も「東西激突落語会“僕たち若旦那”」。舞台構成を担当していただいた落語作家の小佐田定雄氏に […]
2010.11.09 「米朝師匠の誕生日」
11月6日は、父でもある我が師匠、桂米朝の85歳の誕生日でした。尼崎市武庫之荘の師匠宅に直弟子が午後6時頃から続々と終結。私も、ざこば兄が席亭を勤める動楽亭昼席を終え、武庫之荘に直行しました。皆がいろんな料理を持ち寄って […]
2010.11.08 「ウィーンフィル鑑賞」
南山大学での公演の後は、東京に入りました。翌日、サントリーホールでのコンサートに招待されていたからです。毎年日本にウィーンフィルを一週間ほど招聘して、全国各地で公演を行なう催しがあり、その中の一日を大和ハウスが買い切った […]
2010.11.07 「不安払拭」
退院後、お蔭さまで仕事には復帰できたとは言え、やはり補助器具がないと座れないし、左足先はまだ熱を持っているしで、実は不安との闘いでもありました。「ホントに治るのだろうか」という不安は今も時々よぎります。でも、そんなネガテ […]
2010.11.05 「退院後」
久しぶりのブログとなりました。 退院後、落語会が続いたことと、入院中お世話になった方への挨拶回りなどもあり、更新が遅れてしまいましたと、まず言い訳を致しまして──、ざっと落語会の様子を記します。 まずは退院後、初めての仕 […]
2010.10.18 「入院、そして経過のご報告⑥=退院」
本日(18日)めでたく退院しました。入院中はいろいろとご迷惑、ご心配を掛けてしまい、失礼致しました。また、沢山の方からの励ましのお言葉、ありがとうございました! 改めて感謝いたします☆ 実は、16、17日と外出許可を取り […]
2010.10.17 「入院、そして経過のご報告⑤」
私の入院中、楽屋では私の怪我が悪化した原因の話で持ちきりだったそうです。 「天罰や」、「いやいや、いろんな人の怨念や」などと言われましたが、最も多かったのが「コーラの飲み過ぎ」でした。私は、数年前から自分流の健康法に目覚 […]
2010.10.15 「入院、そして経過のご報告④」
切開手術は無事に終わり、患部以外はすこぶる元気だったのですが、摘出したものを培養液につけて、丸二日経っても菌が特定されませんでした。そして、指の腫れは、少しは小さくなりましたが、一向に引きません。またしても、不安が募りま […]
2010.10.11 「入院、そして経過のご報告③」
「骨ですけどね…、きれいですわ」 「えっ?」。私は耳を疑った。そして、二の句が継げない。 「普通こういう深いところで炎症をおこしてたら、ある程度骨はやられてるんですけど、中川さんの場合(あっ、私の本名)、表面のエナメル質 […]
2010.10.10 「入院、そして経過のご報告②」
2010年10月4日午後3時半、私は泰然とした気持ちで手術用のベッドに横たわり、手術室に入りました。執刀するのは私の主治医である片岡先生。体育会系の風貌で、俺に任せといたら大丈夫的な空気を出しておられます。やはり、外科医 […]