2012.07.12 「外山啓介くんはカッコいい!」
先日、朝日放送のスタジオにピアニストの外山啓介(トヤマ・ケイスケ)さんがお越しになりました。私と角野啓子さんが司会を勤めているラジオ番組「ザ・シンフォニーホールアワー」のゲストとして(^0_0^) スタジオに入ってき […]
「言いたい放談」<27>(2008年8月1日)
風が吹けば桶屋が儲かったのは昔の話。今は風が吹けば、はて、誰が儲かるのでしょう。 西風で黄砂や煤煙が日本に運ばれ、洗車や洗濯の回数が増えて家計を圧迫。安い衣料を買うので中国が儲かる。 この勢いたるや、50年前の日本ですね […]
桂小米朝の「新・私的国際学」<27>(2003年10月26日)
先日、私は芸能生活25周年記念落語会の一環で、熊本県山鹿市にある「八千代座」という芝居小屋を訪れた。 熊本空港からクルマに乗ること50分。八千代座に着いたとき、初めて訪れる土地なのにとても懐かしい気持ちになった。中へ入る […]
小米朝流「私的国際学」<27>(2001年7月14日)
今回の参院選には女優、レスラー、歌手がめじろ押し。まるで『オールスター・夏の大運動会』って感じだ。 でも、忘れちゃならないのは、結果がどうであろうと、経済大国ニッポンはすでに終わりを迎えているという事実だ。今年度末の国の […]
2012.07.10 「夢の日本経済救済術」
こないだの独演会には沢山お客さんが来て下さり、大いに盛り上がりました(^0_0^) 誠に有難いかぎり。でも、このところ落語界全体で見ると、入場者数は下降気味なんです。いや、落語会はまだマシです。演劇や音楽業界はホンマ […]
2012.07.08 「サンケイホールブリーゼでの独演会、無事終了!」
8日(日)、大阪のサンケイホールブリーゼでの独演会が開かれました。サンケイホールは米朝一門にとってホームグラウンドと言うべきホールです。父(米朝)が昭和46年に旧サンケイホールで「米朝独演会」を開いて以来、米朝一門にとっ […]
2012.07.06 「文枝襲名パーティー in リーガロイヤルホテル」
5日(木)夜、大阪・中之島のリーガロイヤルホテルで、三枝兄さんの桂文枝襲名に向けてのパーティーが開かれました。 先日、東京でも行われたそうですが、私は大阪のほうに出席しました。ま~ぁ、この日は一番大きく設えた光琳の間です […]
2012.07.05 「関学で講義」
5日(木)、関西学院大学文学部の総合コースの授業に講師として教鞭をとってまいりました。 このコースは、お寺・茶道・華道・和装…など、日本文化のさまざまな分野で活動している方々が、代わる代わる講師となって教壇に立つ形式 […]
2012.07.03 「阿波忌部氏の直系当主、三木信夫さんの家を訪問」
こないだは、海部家第82代宮司がお勤めをされている籠神社へ参拝しましたが、今度はそれよりも古い家系と言われている阿波忌部の直系、三木信夫さんの家を訪ねました。 場所は徳島県の剣山の麓。少し前までは美馬郡木屋平村だ […]
2012.07.01 「TORII寄席は“江戸の若旦那”をお迎えして!」
1日(日)、大阪・千日前のトリイホールでのTORII寄席は、江戸から三遊亭金時くんをお迎えして、大いに盛り上がりました(^ー^) 「座談…江戸と上方文化論」米團治&金時 『阿弥陀池』米輝 『軽業』團治郎 『御神酒徳利 […]
2012.06.30 「“おぺらくご”──盛況のうちに幕」
吹田メイシアターでの「桂米團治の“落語”と“おぺらくご”」は、盛況のうちに幕を降ろすことができました。 前半は落語会、後半はおぺらくご。二つのジャンルを同時に楽しめる趣向はいかがでしたでしょうか? 『動物園』團治 […]
2012.06.29 「元伊勢・籠神社参拝」
初夏の風に誘われて、宮津市は天橋立(アマノハシダテ)の付け根に位置する籠神社へと、参拝の旅に出掛けました。籠神社と書いて「このじんじゃ」と読みます。丹後国一の宮のこの神社──、ご祭神は彦火明命。この神様、亦の名を天照 […]
2012.06.25 「米團治・春蝶二人会 in 新潟」
24日(日)は新潟市のホテルオークラ新潟で「米團治・春蝶二人会」がありました。これは春蝶君が定期的に企画している会で、この日が4回目。 開演は午後1時──。ホテルオークラ4階の宴会場には、400席もの椅子が用意され、 […]
2012.06.24 「米朝一門会 in さぬき市」
23日(土)は香川県さぬき市の志度音楽ホールで「米朝一門会」が開かれました。志度と言えば、作家であり学者であり、発明家でもある平賀源内の出身地。かつては志度町でしたが、5つの町が合併し、さぬき市になって早10年──。その […]
2012.06.23 「上方文化再生フォーラム──羮(アツモノ)に懲りて…!」
22日(金)、大阪・千日前のトリイホールは“羮”談義で熱気に包まれていました(^ー^) 毎年、大阪ミナミの商店会の方々が中心となって開催しておられる上方文化再生フォーラム。私は数年前から茶道家の佃一輝(ツクダ・イッキ […]
「言いたい放談」<26>(2008年7月18日)
地球温暖化が現実味を帯びてきました。日本各地で猛暑日が増えたり、外国でも万年雪が融けたり・・・。どうやら平均気温の上昇は事実のようです。 が、その原因をどうして二酸化炭素(CO₂)だけに求めるのでしょう。確かにCO₂には […]
桂小米朝の「新・私的国際学」<26>(2003年10月19日)
関西はクラシック音楽の愛好家が多い。聴き手というより、演じ手の・・・。 オーケストラの名前をざっと挙げると、大阪フィルハーモニー交響楽団、京都市交響楽団、関西フィルハーモニー交響楽団、大阪シンフォニカー交響楽団、芦屋交響 […]
小米朝流「私的国際学」<26>(2001年7月7日)
大量生産と大規模販売の食品工場。暑い夏でも腐らぬようにと、多量の添加物を投入する。今の時代、ある程度は仕方ないんだろうけれど、健康のため、うまく添加物と付き合う術を身につけようよ。 食品添加物は、化学的に作られた合成化合 […]
2012.06.22 「安藤忠雄&石黒浩&桂米團治の座談会」
21日(木)、大阪市北区豊崎にある安藤忠雄建築研究所で、安藤忠雄&石黒浩&桂米團治による「これからの日本のあるべき姿」と題する座談会が繰り広げられました(^0_0^) 但し、今回はお客さんを交えての会ではなく、産経新聞 […]
2012.06.19 「6月に台風が上陸するとは…」
列島を縦断した台風4号──。被害に遭われた方々へ心よりお見舞い申し上げます。 19日(火)、幸いにも私は札幌から無事に伊丹に飛ぶことが出来、朝日放送・毎日放送ともに、穴をあけずに済みました(^0_0^) 但し […]
2012.06.18 「米團治・枝光二人会 in 札幌」
18日(月)は札幌に行きました。北海道はいつ行っても、何度行ってもいいですね(^ー^) 大阪から飛行機に乗り、広い広い大地に降り立った瞬間、身体中に爽快感がみなぎります\(^o^)/ 新千歳空港近くの田園風景。 […]
2012.06.17 「米朝ロボット、只今制作中」
すでに報道などでお聞き及びの方も多いと思いますが、この度、米朝ロボットが作られる運びとなりました(^0_0^) 父が米寿(数えの88歳)ということで、この夏、株式会社ブリーゼアーツ主催による「米朝一門夏祭り」がサンケ […]
2012.06.16 「劇団四季の『夢から醒めた夢』に感動」
「桂南天襲名披露公演」は16日(土)の枚方市民会館ですべてのプログラムが終了しました。ご来場の皆様、ありがとうございました! また、このあとも「襲名記念」という形に変わりますが、全国各地で南天君の落語会が開かれますので、 […]
2012.06.15 「桂南天襲名披露公演、いよいよ千穐楽」
4月15日から各地を回っておりました「桂こごろう改メ 二代目桂南天襲名披露公演」もいよいよ千穐楽を迎えます! 口上の後ろ幕。彼の出身校、大阪芸術大学・落語研究会OBの方々からの贈呈品。 12日の徳島、14日の和歌山、 […]
「言いたい放談」<25>(2008年7月4日)
最近、新聞の見出しによく驚かされます。「米朝に亀裂!?」・・・一瞬、父がまた骨折したのかと思いきや、さにあらず。アメリカと北朝鮮の外交問題のことでした。先日のNHKニュースでは、「どうなる米朝」って、知らんがな。 「世界 […]
桂小米朝の「新・私的国際学」<25>(2003年10月12日)
今日明日は連休となる。また連休か・・・。嘆息してしまうのは私だけだろうか。 ハッピー・マンデーとやらで、いくつかの国民の休日が〝日付型〟から〝曜日型〟にシフトした。具体的には、「成人の日」「海の日」「敬老の日」「体育の日 […]
小米朝流「私的国際学」<25>(2001年6月30日)
雪印乳業による集団食中毒から一年が経過――。去年の6月30日は〝雪印〟で覆われた。すぐに騒ぎは収まるかと思いきや、なんと二週間後には「イメージ回復は困難」との見出しが付けられた。 確かに、雪印の管理体制はずさんだったし、 […]
2012.06.12 「レタス炒飯!」
スーパーマーケットで、「半玉58円」という値札のついた長野県産のレタスが一つだけ売れ残っている台の前を通りかかり、「美味しそう」と「可哀想」の二つの思いがよぎり、すぐにそれを購入。「よし、これで炒飯を作ろう」と思い立ち、 […]
2012.06.10 「米朝一門会 in 野洲」
10日(日)は滋賀県野洲市の野洲文化ホールで「米朝一門会」がありました。 今回は、噺家歴・運転歴ともに初心者マークの慶治朗の運転で会場へと向かいました。着くまでに一高座(ヒトコウザ)終えたような気分です。それもネタ下ろし […]
2012.06.09 「鎌倉芸術館で初の独演会!」
9日(土)、神奈川県鎌倉市の鎌倉芸術館で「桂米團治独演会」が開かれました。鎌倉芸術館では初めての独演会です。前日の長野から東京駅経由での移動。長野~(あさま)~東京~(普通)~大船。 東京駅からは横須賀線に乗るものと思い […]
2012.06.08 「南天襲名披露公演 in 長野」
8日(金)は「桂こごろう改め桂南天襲名披露公演」で信州・長野にやって来ました。新大阪~(のぞみ)~名古屋~(しなの)~長野。 この巡業は本当に天気に恵まれています。今日も(大阪は雨だそうですが)太陽が我々を迎えて下さ […]
2012.06.05 「NHK『歌謡コンサート』での船村徹さんの歌声に感動!」
4日(月)、5日(火)は大阪・動物園前にある動楽亭の昼席に出演しました。ここに来る時には、私は新世界の商店街内にある立ち喰いうどん屋「松屋」でうどんを食べてから楽屋入りすることが多いのです。安くて美味しいのが魅力! かけ […]
「言いたい放談」<24>(2008年6月20日)
こみ合う新幹線での車内放送。「自由席のお客様!一人でも多くの方が座れますよう、小さなお子様はひざの上にお乗せください」「本日、自由席には車内販売は参りません」。どこが自由やねん、不自由やがな。 そもそも、自由席を英語では […]
桂小米朝の「新・私的国際学」<24>(2003年9月28日)
最近、昭和30年代を振り返る企画をよく目にする。戦後の日本が、古き良き秩序を残しながらも、新しいスタイルを取り入れた時代。あのころを懐かしむ中高年のなんと多いことか!作家のなかにし礼さんもその一人。『てるてる坊主の照子さ […]
小米朝流「私的国際学」<24>(2001年6月23日)
サーカスに対する概念が変わってしまった。大阪南港の特設テントで『サルティンバンコ』を観た瞬間に・・・。それまでサーカスと言えば、象が出て、熊が出て、ピエロが出るものと決まっていた。が、ここは違う。人間だけだ。舞台正面に置 […]
2012.06.03 「連日続く個性豊かな顔ぶれの落語会」
1日(金)は個性豊かな“上方の若旦那”が、TORII寄席でそれぞれ大いに弾けました(^o^)/ トリイホールのある大阪・千日前の上方ビル。 入口にはそれこそ鳥居があり、福寿弁才天が祭られています。 演目と演者は次 […]
2012.06.01 「大阪で落語の出番が続きます」
光陰矢の如し──。月日の経つのは本当に早いものですね。今日から6月です。 今月初めは私、大阪での落語会が続きます。 1日(金)は午後6時半から千日前のトリイホールでの「TORII寄席」。明石家のんき・桂春蝶・林家 […]
2012.05.31 「国宝が国宝を見に行く」
考古学に携わっている弟の渉から「チャーチャン(米朝の愛称)を姫路城に連れて行けへん?」と、打診が入りました。「えっ、姫路城は今、改修工事の真っ最中やろ?」「そやさかい、ええねん。工事現場の足場を昇って、天守閣を外から間近 […]
2012.05.29 「モモ、8歳の誕生日」
27日(日)、我が家の愛犬モモが8歳の誕生日を迎えました。このメス犬、人間に例えたら45歳を越えたぐらいにあたるとかで、すっかりおばさんの域に達していますが、かなり幼く感じます。 犬を飼うきっかけは、今から8年少 […]
2012.05.28 「上七軒での南天襲名披露興行」
27日(日)は、京都・北野の上七軒歌舞練場での桂南天襲名披露公演に参加しました。 京都五花街の一つ、上七軒の歌舞練場での襲名披露とあって、この日は芸妓さん舞妓さんによる舞踊で幕が開いたのです! 実に華やかな落語 […]
2012.05.27 「利久寄席復活!」
26日(土)は奈良県北葛城郡河合町にある河合町立文化会館まほろばホールに行き、「ニッセイエデンの園」が主催するイベントに参加しました。 ここは医療施設も完備された有料老人ホームで、開園20周年を記念して「講演と音楽の […]
2012.05.26 「東京タワーは美しい!」
25日(金)は仕事の打ち合わせで東京に行きました。 行き先は東京芸術大学。新幹線~山手線と乗り継ぎ、JR上野駅で降りた途端、芸術の森に来たことを実感しました(^0_0^) 改札を出てすぐにあるのが東京文化会館。今日の […]
2012.05.24 「高野山参拝」
23日(水)、私の神社仏閣参拝仲間である明神さん一家と高野山に行きました(^0_0^) 世界遺産にも登録されている高野山への日帰りの旅──。大阪に住んでいる者の利点は、電車にしろ、クルマにしろ、ものの一時間ほどで数々 […]
2012.05.23 「米團治門下生、3人に!」
5月19日付で、3番弟子…厳密に言えば4人目f(^_^;が入ったので、私の弟子は全部で3人になりました。 新しい弟子には桂慶治朗(ケイジロウ)と命名しました。大阪市生野区出身の28歳。ちょっと調子のりで、自意識過剰の […]
2012.05.21 「感動的だった金環日蝕」
2012年5月21日は忘れ得ぬ日となりました。世紀の天体ショー、金環日蝕を大阪で見ることができたのですから! 前夜は私、吹田市千里山の自宅ではなく、尼崎市武庫之荘の米朝宅泊まり。父と一献交わした後、深夜1時に床に就き […]
2012.05.19 「天体ショーと天空ツリー」
来週は金環日蝕、それに続く東京スカイツリー開業と、空を見上げる日が続きます。 何しろ日本での日蝕は久しぶりとあって、21日(月)に向けて日本中がえらい騒ぎです。私は幼い頃に皆既日蝕を見た記憶があるのですが、金環日蝕は初め […]
2012.05.15 「劇団『新感線』観劇で、感激!」
13日(日)は、神戸・元町の神戸朝日ホールで「桂南天襲名披露公演」がありました。大阪人の私は神戸に行く度に、その街並みの美しさに感動を覚えます。 『つる』吉の丞 『癪の合薬』文我 『替り目』米團治 『月並丁稚』ざこば […]
2012.05.12 「府中の森・芸術笑劇場」
12日(土)は東京都府中市にある「府中の森芸術劇場」での落語会に参加しました。京王線、東府中駅から会場まで徒歩6分。途中、美しい銀杏並木に心が和みました。天気が良かったことも幸いしたのかもしれません(^0_0^) […]
2012.05.11 「日本酒で乾杯推進会議 in 明治記念館」
10日(木)は鹿児島から羽田に飛び、東京・元赤坂にある明治記念館での「日本酒で乾杯推進会議」の“100人委員会”に出席しました。 昨年、国立民族学博物館名誉教授の石毛直道さんから依頼を受け、この委員会に入れていただい […]
2012.05.10 「東西特選落語名人会 in 鹿児島」
9日(水)は鹿児島市の宝山ホールでの「東西特選落語名人会」に出演しました。江戸からは三遊亭円楽・柳亭市馬のお二人、上方からは桂文珍兄さん、そこに私が加わらせていただいての四人会。 鹿児島は本当に久しぶり。いや、去年の夏に […]
2012.05.07 「團治郎の年季が明けました」
この度、私のもとで落語家としての修業を積んでまいりました桂團治郎──、3年間の内弟子の年季を終え、一人立ちさせることに致しました。 とは申せ、彼はまだまだ若輩でございますので、何かと迷惑をおかけすることもあろうかと思 […]
2012.05.06 「陽が長なりましたなぁ」
5月に入ってからのゴールデンウィークは私、ずっと大阪市内で寄席三昧でした。もちろん出演ですが、出番の無いときもフラッと聴きに行き、お客の気分で寛いでいました(^ー^) 大阪で毎日公演している所は「天満天神繁昌亭」だけ […]
2012.05.05 「行楽に相応しいクラシック」
新緑の季節──、行楽地に向かわれている方も多いことでしょうね(^0_0^) 毎週日曜日の朝7時15分から55分までABCラジオでお届けしている「ザ・シンフォニーホール・アワー」。 6日(日)は、私がお奨めの“行楽 […]
2012.05.04 「伊勢国一之宮の『椿大神社』は神氣に溢れ」
かねてより、一度お参りしようと思いつつも、なかなか果たせなかった椿大神社(ツバキオオカミヤシロ)にようやく行くことができました。 とみに「行きたい」という気持ちが強くなったのは、年を追う毎にサルタヒコに興味を持つようにな […]
2012.05.01 「元氣に弾けた「米團治・花緑二人会」」
ゴールデンウィークたけなわ──。1日(火)のTORII寄席は、東京から柳家花緑さんを招いて華やかに二人会を繰り広げました。 プチ断食を実践している花緑くん、体重が5kg減り、顔の艶も良く、元々若く見えるのに、さらに若 […]
2012.04.29 「桂南天襲名披露公演 in 博多」
29日は、博多駅に新しくできたビルの中にあるJR九州ホールでの「二代目桂南天襲名披露公演」でした。 この日も晴天に恵まれ、満員のお客さんのもと、華やかに開演。地元福岡出身のそうば君から大いに盛り上がりました(^ー^) […]
2012.04.29 「クルマの暴走事故、なぜ連鎖するのか」
今月に入ってから痛ましいクルマの暴走事故が続いています。 12日(木)は京都・祇園、23日(月)は京都府亀岡市、27日(金)は千葉県館山市で…。そして、今日はまた高速道路での大型バスの単独事故! いずれの場合も多 […]
2012.04.28 「桂南天襲名披露公演 in 日本橋」
28日(土)、東京の日本橋劇場で「こごろう改め、二代目桂南天襲名披露公演」が開催されました。 目が覚めると大阪は朝からええ天気(^0_0^) 今日は全国的に穏やかな日和だとかで、東京も絶好の襲名日和となりました。 […]
2012.04.27 「上方落語協会会館ができました」
26日(木)、かねてより報道されていた上方落語協会の会館が完成し、竣工式が執り行われました。場所は大阪天満宮の南側、料亭「相生楼」のすぐ傍です。 天満天神繁昌亭ができて5年余り──。上方落語協会に所属する噺家は […]
2012.04.25 「三枝会長が文枝襲名の挨拶回り」
ヨシモト100周年の今年、落語界でも大きなイベントがございます。桂三枝兄上が師匠の名前である桂文枝を襲名する運びとなりました(^0_0^) 7月16日の「なんばグランド花月」から始まる襲名披露全国巡業に先立ち、只今三枝お […]
2012.04.21 「『研讃の会』で弟子二人ともネタおろし」
21日(土)、大阪市営地下鉄「動物園前」駅すぐの所にある動楽亭での「研讃の会」は無事終了しました(^0_0^) 今回は弟子二人がネタおろし、私はネタおろしではなく、普段あまりやらないネタをかけました。 『阿弥陀池 […]
「言いたい放談」<23>(2008年6月6日)
原油価格の高騰で、ガソリン再値上げ。アメリカのサブプライムローン問題による投機家の先物買いも手伝って、高値状態はしばらく続くことでしょう。そこへ持ってきて、とうもろこしのバイオ燃料化が穀物の値上げを加速。小麦は上がるわ、 […]
桂小米朝の「新・私的国際学」<23>(2003年9月21日)
先般、NHK『イタリア語会話』の講師であるダリオ・ポニッスィーさんとオペラ談議で盛り上がった。 やはりオペラはイタリアが本場で、なかでもヴェルディ(1831-1901)とプッチーニ(1858-1924)が偉大なる作曲家の […]
小米朝流「私的国際学」<23>(2001年6月9日)
殺人事件が日常化しつつある。何ら責任を感じぬ加害者たち。自由・平等・権利とやらで、学校教育において真の男らしさを教わる機会を失ったことが大いに関係すると思うが、今日は突然キレる若者が増えた社会的要因を考えてみる。次の3つ […]
2012.04.20 「“やまぶき亭”米團治落語会」
18日(水)、京都・松尾大社での「“やまぶき亭”米團治落語会」は大いに盛り上がりました(^ー^) 桂米團治を襲名してから毎年この時期に開いていただいている“やまぶき亭”も今年で4回目。今や神社の年中行事の案内にも […]
2012.04.17 「『日本書芸院展』記念講演、無事終了」
17日(火)、日本書芸院主催による私の講演会が大阪国際会議場のメインホールで開かれました。 日本書芸院と言えば、書家の方々による大きな親睦団体。大阪に本部を持ち、60年以上の歴史を誇り、会員数1万5千人を有する […]
2012.04.16 「桂南天襲名披露公演、華やかに始まる」
桜花爛漫の15日(日)、大阪・サンケイホールブリーゼで「桂こごろう改め、二代目桂南天襲名披露公演」の初日の幕が切って落とされました! この日の慶事を祝うかのように、武庫之荘の米朝宅の桜も満開(^ー^) こごろう改め、 […]
2012.04.14 「芦屋ルナホールでの独演会、無事終了」
13日(金)、福島県いわき市小名浜で桜の開花宣言がなされましたね(^0_0^) 去年の大津波で海水に浸かってしまった桜も無事に開花して、ホッと一安心(^ー^) そして、私の独演会も無事に終わり、ホッと一息(^ […]
2012.04.12 「米朝宅の桜は今が満開!」
今日は武庫之荘(米朝宅)の桜をお届けします(^ー^) 武庫之荘と言えば、阪急武庫之荘駅の桜が有名ですが、生津公園の桜も綺麗ですし、何より武庫川の土手下にある西武庫公園の桜は豪華絢爛です。 武庫之荘駅と西武庫団 […]
2012.04.11 「宮川大助・花子さん宅でお花見」
10日(火)、宮川大助・花子さんのお家でのお花見会に参加させていただきました(^ー^) 奈良県生駒市に移られて、もう12年ほどになるそうですが、私は初めての訪問です。着くなり、大助さんと、娘のさゆみちゃんの歓待を受けまし […]
2012.04.10 「沖縄・宮古の旅、総集編」
実は先月の沖縄・宮古島行きの写真がまだまだありますので、その中から幾つかを抜粋して掲載します。こないだの随想とともにお楽しみ下さい☆☆☆ 宮古島の代表的な御嶽(ウタキ)、瀧水御嶽を囲むように聳えているガジュマルの木。木 […]
2012.04.08 「満月の日、奈良で落語と笛と夜桜観賞会」
7日(土)、アメリカンエキスプレスカードのお得意様のための特別な会が開かれました。 奈良国立博物館にある仏教美術資料研究センター。この建物は明治35年に奈良県物産陳列所として関野貞(タダシ)博士によって建てられた近代 […]
2012.04.07 「名古屋の独演会、無事終了」
6日(金)、名古屋のアートピアホールでの独演会、無事終了! 花冷えの中、沢山のお客様に賑々しく集まって頂き、ありがとうございました(^ー^) 『田楽喰い』佐ん吉 『鷺とり』米團治 『しびんの花活け』歌之助 『天災』米團治 […]
2012.04.06 「春日大社、シカとは解らぬ灯籠の数」
『週刊新潮』4/12号には、「とっておき私の奈良」の最後(4回目)の記事が載っています。 今回は春日大社を訪れました。春日大社は平城京守護のため、鹿島神宮より武甕槌命(タケミカヅチノミコト)を勧請(カンジン)し、 […]
「言いたい放談」<22>(2008年5月23日)
チベット暴動(3/14)に始まって、ミャンマーのサイクロン(5/3)、四川省の大地震(5/12)と、なんで今、この地域に固まるんでしょう。日付の数字を足すと、どれもが8。 8月8日8時8分に始まるという北京五輪を阻止する […]
桂小米朝の「新・私的国際学」<22>(2003年9月7日)
落語が生まれて300年――。元禄時代に降って湧いたように誕生した。徳川幕府のもとで何十年も平和が続き、世の中に笑いを求める風潮が生まれた。殊に都会の人々は、懐にカネ、心に余裕を持つようになる。そんなときに現れたのが、噺家 […]
小米朝流「私的国際学」<22>(2001年6月2日)
「緑色の花があるって信じられる?」。こう訊かれた時、私は一笑に付した。「青いバラを作るのにも四苦八苦しているのに、緑色の花なんてあるわけない「と、全く相手にしなかった。 だが、あったのだ!パイナップル科の「プヤ」という植 […]
2012.04.05 「落語三昧の日々」
4日(水)、5日(木)は動楽亭昼席の出番でした。私は『七段目』と『鷺とり』をかけました。 4日はその後、天満天神繁昌亭で「好職五人男」に合流。 『地獄めぐり』春蝶 『井戸の茶碗』染二 『くしゃみ講釈』米團治 〈中入 […]
2012.04.04 「私の動画サイト、なかなか面白いですよ(^ー^)」
ある方から「米團治さんの動画サイト、面白いですね」と言われ、はて? そんなコーナーは無かったはずなのに…と思っていたところ、私の公式サイトではなく、一般投稿による動画サイトだったことが判明。またしても「俺はアナログ人間や […]
2012.04.03 「好職(好色!?)五人男、今年もよろしく!」
大阪でも桜の開花宣言がなされ、いよいよ春本番! それに合わせて、年に一度の『好職(色)五人男』が今年もまもなく蠢きます。 とある酒宴の席で、酔うた勢いで決まった落語会──。私以外の顔ぶれは、染二・銀瓶・春蝶・三四郎。 […]
2012.04.02 「いせまるさんの朗読の会」
寄席三味線の大川貴子さんによる朗読の会を聴きに行きました。見事でした。素晴らしかった! 大川さんと言えば、上方落語・寄席囃子の三味線奏者の一人でして、私も普段から色々とお世話になっています。実は彼女、劇団「前進座」の […]
2012.03.31 「ホテルプラザ、解体工事始まる」
年度がわり──、放送局も番組の変更や人事の移動など、新旧の入れ替わりで“生まれるもの”と“無くなるもの”の悲喜こもごもの場面があちこちで見られますが、この春、建物が一つ消えます。朝日放送が長年に渡って経営していたホテルプ […]
「言いたい放談」<21>(2008年3月28日)
桜花爛漫――。このところ大阪より東京のほうが早く開花するのが不思議ですね。三年前の春、上野公園に立ち寄った時のこと。大阪はまだつぼみだったのに、東京は満開。左右から伸びる枝が幾重にもつらなり、舞うがごとくの桜の帯に、私は […]
桂小米朝の「新・私的国際学」<21>(2003年8月31日)
劇団四季のミュージカル『美女と野獣』を見てきた。実は、8年前に東京と大阪で行われた日本初公演にも足を運んでいる。そのときは4回観た。ディズニーのアニメがそのまま具現化された舞台美術と、アニメ以上に夢々しい音楽に魅了された […]
小米朝流「私的国際学」<21>(2001年5月26日)
JR難波駅前の大阪シティエアターミナル(OCAT=オーキャット)は、関空までシャトルバスでつなぐ大阪ミナミの新名所として人気を博すはずだったが、開業以来ずっと赤字にあえいでいる。このビルを管理しているのは㈱湊町開発センタ […]
2012.03.30 「ミナミ花舞台 特別公演」
29日(木)、大阪・日本橋の国立文楽劇場で開かれた第29回ミナミ花舞台は、このシリーズに登場した噺家が全員出演するという豪華な顔ぶれとなりました! しかも、私は、小米朝の時代から「ミナミ花舞台」との関わりが一番深かっ […]
2012.03.29 「三輪そうめんは、喉ごし爽やか」
29日(木)発売の『週刊新潮』「私のお気に入り・奈良編」では、三輪そうめんを取材した時の模様が載っています。 三輪そうめんは、“揖保の糸”に代表される播州の素麺と並んで、有名ブランドの一つです。したがって、奈良県桜井 […]
2012.03.28 「宮古の旅、三日目──和らぎ溢れる快晴の来間島」
最終日は宮古島の南に隣接する来間(クリマ)島へ行きました。 実は、初日に出会った「石庭」のおじいさん(新城定吉さん)の本に、「来間島に井戸から吹き出るエネルギーを感じることができる場所があり、そこはティダガマと呼ばれ […]
2012.03.27 「宮古の旅、二日目──伊良部島で導かれるままに」
今日は伊良部島に渡り、マリンショップ『ゆうむつ』の船長、伊志嶺伸悟さんの案内による“おまかせツアー”です。 実は前日、伸悟さんから電話が入り、「このところずっと天気が悪くて、明日は無理かもしれません」と。確かに降水確率も […]
2012.03.26 「宮古の旅、一日目──宮古島の石庭」
関空~那覇~宮古のルートで宮古空港についた明神さん一家と私。何はともあれ、レンタカー屋のお兄さんに訊いたお食事処『金吾』で腹ごしらえ。ソーキそばと島らっきょの天ぷら──、実に美味しかった(^q^) 昼食を済ませた我々は、 […]
2012.03.25 「二度目の宮古島への旅」
実は私、先週、またも宮古島へ行ってきました! 昨年12月、明神さん親子に誘われ、宮古島を旅してからまだ4ヶ月も経たぬうちに、再びこの地を訪れることとなりました。 実は、前回の旅行から帰って来てすぐ、娘の愛ちゃんが頻 […]
2012.03.24 「堺のジョイフル寄席に久しぶりに出演!」
24日(土)は泉州・堺の「ジョイフル寄席」に出演しました。ここは堺市堺区一条通にあるジョイフル1という建物で行われている落語会で、60人で満員となる典型的な地域寄席です。平成5年に始まり、年に2~3回開催されており、来年 […]
2012.03.23 「飛鳥坐神社は夫婦和合の守り神」
22日(木)発売の「週刊新潮」の『とっておき、私の奈良』では、飛鳥坐神社を取材した様子が掲載されています。 奈良県高市郡明日香村飛鳥字神奈備708番地に位置する飛鳥坐神社(アスカニイマスジンジャ)──主祭神は事代主神 […]
2012.03.21 「我が家は全員〝甘党〟です」
「ひんぎゃ塩270塩羊羮」という名の羊羮が手回りました。訊けば、八丈島諸島の青ヶ島という所の名物らしい。調べてみると──、 「ひんぎゃ」とは小笠原諸島の八丈島の南に位置する青ヶ島の方言で、火山の蒸気が地表に […]
2012.03.19 「お寺での落語会を掛け持ち」
18日(日)は落語会で大阪市内の二つのお寺を回りました。初めが曽根崎の法清寺(かしく寺)、次が谷町の本長寺──。たまたまどちらも日蓮宗だったというのは何かのご縁かな? 法清寺は酒乱により処刑された遊女かしくを供養し、 […]
2012.03.18 「将棋『次の一手』の回答、ありがとうございました」
動楽亭楽屋での将棋対局──佐ん吉との指し掛けの図(3月13日付)に対し、ある将棋ファンの方から回答をいただきました(^0_0^) その方によると、最善手は「3二と」だそうです。メッセージ本文は次の通り。 「米團治さんが将 […]
2012.03.17 「今、消費税率引き上げはアカンでしょ」
こんなに景気が悪くて、デフレが続いている時に、消費税率を引き上げる理由が私には分かりません。 あの日銀ですら、(たとえイギリスを助けるためであるにせよ)物価を上昇させる方向に日本経済を誘導すると言ったのです。 今、消 […]
2012.03.16 「米朝一門会 in 橿原」
16日(金)、奈良県橿原市のかしはら万葉ホールにて、朝日新聞主催による「米朝一門会」が開かれました。 今月は何かと奈良づいている米團治です(^ー^) かしはら万葉ホールはクラシックの演奏会にピッタリの設計なのです […]
2012.03.15 「週刊文春にも登場」
15日(木)、「週刊新潮」に私の旅紀行が掲載された同じ日に、実は「週刊文春」にも私の記事が載りました。 「新潮」と「文春」はどちらも週刊誌の“老舗”です。その両方に同じ日に同時に載るなんて何たる光栄(^0_0^) しか […]
2012.03.15 「週刊新潮は只今発売中です」
私、本日発売の「週刊新潮」に載っています。いえいえ、スキャンダルではありません。『とっておき 私の奈良』というページに4週に渡って登場するのです(^0_0^) 週刊新潮と言えば、昔はテレビコマーシャルで有名でした。郷 […]