2011.09.16 「ホームページに新しい部屋が誕生しました!その名は『過コラム』」
ここしばらく、仕事の後に毎晩宴会があり、その都度ベロベロになってしまったため、ブログの更新が滞っております。ごめんなさい。しばらくお待ちをm(__)m その代わりと言っては何ですが、我がホームページに新しい枠ができま […]
2011.09.12 「丸一米穀店の中野明さん」
先日、久しぶりに中野明さんと食事をしました。この方は長年にわたり、私を応援して下さっている奇特な御仁です。 兵庫県尼崎市杭瀬の商店街で「丸一米穀店」という米屋を営んでおられるのですが、同じ尼崎の住人であること、互いに […]
2011.09.11 「コンボイの今村ねずみさん、落語を披露!」
11日(日)は赤坂の草月ホールでの「RAKUGOオルタナティブ」という催しに参加しました。何だかややこしい名前ですが、要するに普段はまず見られない顔合わせの番組の落語会ということです。立川企画の松岡さん(談志師匠の弟さん […]
2011.09.10 「光円寺寄席、10周年を迎える」
10日(土)は朝早くに横浜を出発し、兵庫県三田市に入りました。JR福知山線の新三田(シンサンダ)駅から徒歩15分の所にある光圓寺という浄土真宗のお寺での落語会に出演するため。この落語会は10年前から、毎年1回、開催してい […]
2011.09.09 「横浜にぎわい座、今年も賑わったよ」
9日(金)は横浜にぎわい座での独演会でした。今や9月の恒例行事となった横浜にぎわい座での米團治独演会。ここは劇場の居心地がとてもよく、高座に上がった瞬間にお客さんと馴染むような空気が生まれるのです。 『動物園』團治郎 […]
2011.09.07 「秋晴れ続く動楽亭」
ようやく台風が過ぎ去った今週の大阪は、秋の到来を告げるような晴天が続いています。とても爽やかな天気のもと、私は今席は6日から8日までの三日間、大阪・動物園前の動楽亭昼席に出演しています。 ざこば兄さんがご実家の土地に […]
2011.09.05 「彦八まつり、4日は盛況のうちに終わる」
台風12号は各地に甚大な被害をもたらしました。被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。 そんな訳で、彦八まつりは開催できるかなぁと危ぶまれておりましたが、2日目は無事に開くことができました。実行委員長は春團治 […]
2011.09.03 「現代ブライダル事情」
かつてはホテルの宴会場で行われるのが憧れであり定番だった結婚披露宴──。メンデルスゾーンの「結婚行進曲」で新郎新婦が入場。屏風を背に高砂のテーブルに座り、二人を挟むようにお仲人さん夫妻が着座します。司会は浜村淳さん、もし […]
2011.09.03 「高砂の「米朝一門会」は決行!」
そんなわけで、3日は完全に休みだと思って寝ていたところ、米朝事務所から「兵庫県高砂市での『米朝一門会』は実施します」との電話が入り、大慌て。「えっ、『彦八まつり』も、『動楽亭』も中止やで。赤穂市での『NHKのど自慢』も中 […]
2011.09.02 「彦八まつり、3日は中止に」
年に一度の上方の噺家の祭、「彦八まつり」は今年は9月3日と4日に開催予定でしたが、台風のため、3日は中止となりました。 4日、私は米八兄さんたちと射的の屋台「鉄砲勇助」で店番をする予定ですので、よろしくご来場下さい。 […]
2011.09.02 「米團治の“地獄”と“極楽”」
9月1日、「米團治の“地獄”と“極楽”」というタイトルの落語会が開かれました。“地獄”とは『地獄八景亡者戯』のことで、“極楽”とは『茶漬間男』のこと。尤も、『茶漬間男』はある意味“地獄”で、『地獄八景亡者戯』こそ、ある種 […]
2011.09.01 「指揮者の十束尚宏さんは野田佳彦総理に似てる」
九州巡業の「ふれあいコンサート」は31日、アクロス福岡での公演を最後に、無事おひらきとすることができました。 公演中、指揮者の十束尚宏さんの舞台でのひたむきな態度は本当に勉強になりました。時に幼児の泣き声が会場に響き […]
2011.08.31 「ふれあいコンサート in 熊本」
30日は、しばらくぶりに九州巡業の「ふれあいコンサート」でした。九州交響楽団の方々や、山下洋輔さん、佐藤美枝子さん、、松本蘭さん、ルー大柴さん達と熊本空港で出会った瞬間、なぜか同窓会のような空気になりました。この巡業も3 […]
2011.08.30 「民主党の新代表、野田佳彦さんはカッコいい!」
29日、東京・ホテルニューオータニで行われてた民主党両議員総会を、私はNHKのテレビ中継で大体見ておりました。代表選のスピーチは落語コンクールに近いものがありますね。緊張感が漂う中、ユーモアを交えつつ、聴衆を和ませたり、 […]
2011.08.28 「松花堂納涼寄席」
残暑厳しい折、皆さん如何お過ごしですか? 私はボ~ッとしながらも、高座は元気に努めています。 28日は夕方から京都府八幡市にある松花堂庭園内の美術館別館での「松花堂納涼寄席」にまいりました。この落語会の歴史はかなり古 […]
2011.08.27 「研鑽会で米輝、初高座」
27日、大阪・動楽亭での私の研鑽会で、弟子の米輝が初めて高座に上がりました。チラシに名前など載せない、いわゆる出番外での前座です。 米朝一門の噺家の初舞台での演目は決まっておりまして、『東の旅・発端』です。出囃子に送 […]
2011.08.25 「あぁ、やってもた! マウスウォッシュやと思たのに…」
かつて小米朝だった頃の私は失敗続きでした。長襦袢を2枚着て高座に上がったり、コンタクトレンズを片方の目に2枚入れて目眩がしたり、春團治師匠の稽古日を忘れたり、桂歌丸師匠を紹介する時に「三遊亭歌丸師匠」と呼んでみたり…。数 […]
2011.08.20 「米團治・花緑の二人会 in 長野」
20日(土)は宮崎のホテルを朝5時半に起き、6時半に長野に向け出発。午前7時35分の飛行機で羽田に行き、東京駅10時24分発の長野新幹線あさまに乗り、長野駅に11時51分到着。何と午前中に宮崎から長野に行けるのです。昨日 […]
2011.08.20 「山下洋輔さんのラプソディー・イン・ブルー」
18~19日、私は再び「ふれあいコンサート」の司会のため九州に入りました。今回は大分~宮崎を回ります。新大阪駅からのぞみで小倉駅まで行き、そこでソニックに乗り換え、大分駅で今度はにちりんに乗り継ぎ、佐伯駅まで行きました。 […]
2011.08.18 「動楽亭が満員に」
ざこば兄さんが席亭を勤める大阪市西成区にある動楽亭──。毎月1日から10日まで昼席が開かれているのですが、8月は試みにお盆特別興行として1日から20日まで公演を継続しているのです。しかも今月は米朝一門だけでなく、よその一 […]
2011.08.18 「屋久島紀行 最終日」
最終日は屋久島空港近くの女川(オンナガワ、又はメンコ)で川遊びをしました。 実は海水浴も候補にあったのですが、日程的にどちらか一つしかできません。で、案内の未路さんが「屋久島では海水浴は10月までできる。しかし、川の […]
2011.08.17 「屋久島紀行 3日目」
14日は屋久島の木工職人、岳南(ガクナン)さんの工房「ギャラリー樹馨」を訪ね、岳南さんに色々とお話を聞きました。岳南さんは、流木や土埋木となった屋久杉に息吹きを与え、花器や皿、靴べらや楊枝入れなどの調度品に仕立てる名人な […]
2011.08.17 「屋久島紀行 2日目」
さぁ、屋久島登山です。実は前日、「いよいよ縄文杉に会えるぞ」と思っていたら、案内の未路さんが「この夏は縄文杉を見に行く人がやたら多くてねぇ。蟻の行列みたいにゾロゾロ登って行くんだよ。ようやく辿り着いても、あとがつかえてま […]
2011.08.16 「ホームページ開設1周年記念! 米團治の屋久島紀行」
8月12~15日、私は屋久島を旅してきました。屋久島を訪れたのは初めて! 大自然の中に身を委ね、自分を見つめ直す3泊4日の癒しの旅。いかにも「森の住人」といった出で立ちの健未路(タケビ・ミロ)さんの案内で、一日目はクルマ […]
2011.08.14 「Coming soon ブログ1周年」
九響さんとの九州巡業の間、少し休みの取れた私は只今、屋久島に来ています! 屋久島在住のジャズピアニスト、健未路(タケビ・ミロ)さんに誘われて、雄大な自然の中で人生を見つめる旅☆☆☆ 屋久島は初めてです。着くなり、美しい景 […]
2011.08.12 「長崎は今日も晴れだった」
「ふれあいコンサート~みんなのクラシック」の九州巡業、11日は長崎でした。久しぶりに訪れましたが、やはりいいですね、長崎は! 山と海が迫っていて、坂の上まで家が建ち並び、別に横文字が沢山あるわけではないのに、なぜか異国情 […]
2011.08.10 「残暑 蝉の声」
残暑お見舞い申し上げます。まだまだ熱気ムンムンの毎日が続いていますが、皆様いかがお過ごしですか? 私はこのところ毎朝、蝉(セミ)の声で目が覚めます。この暑さに蝉の騒音は何とも耳障りです。尤も、長年幼虫で過ごしてきた彼らに […]
2011.08.08 「みずほとさくら」
この夏、大阪と九州を何度も行き来してみて、九州新幹線の利便性を実感しました。何しろ、新大阪~鹿児島中央を最速3時間45分で結んでいるんですからね。今は、のぞみやひかりだけでなく、九州新幹線のみずほやさくらの車両も新大阪ま […]
2011.08.07 「みんなのクラシック in佐賀」
九州巡業の旅、ふれあいコンサート「みんなのクラシック」は本日、佐賀県武雄市文化会館で行われました。ここの中庭の楠が立派だったので、開演前に思わずパチリ☆ 写真に押さえました。私とともに司会をしている松本蘭ちゃん、そして「 […]
2011.08.07 「九州シンフォニー」
7日(日)、私は「ふれ合いコンサート」の一行と合流すべく、早朝に家を出て、伊丹空港から福岡へ飛び、福岡空港から博多駅までタクシーで移動し、博多駅から特急ハウステンボス号で佐賀県の武雄温泉駅へと向かいました。 福岡は空 […]
2011.08.06 「姫路落語会は大入満員」
「ふれあいコンサート」で九州巡業の最中、6日は私、姫路にまいりました。「第39回姫路落語会」出演のためです。ざこば・八方・南光という米朝一門の人気のお兄様方が揃うとあって、会場は大入満員の盛況! 前座から皆よく受けました […]
2011.08.05 「日銀の為替介入、こうすれば…☆」
欧米経済の先行き懸念からドル安がどんどん進んでいます。すなわち、相対的に円が高くなり、1ドル76円~80円が当たり前になってきています。円の価値が高くなったら喜ばしいように思えるのですが、製造業や輸出関連の企業にとっては […]
2011.08.04 「ルーさんはメッチャ親切」
九州巡業の「ふれあいコンサート」は初日が終わり、ホッと一息。4日は北九州市に移動しました。 共演のルー大柴さんから「ちょっと、ご飯でもどうですか」とお声掛けいただき、一緒に司会を勤めているヴァイオリニストの松本蘭さん […]
2011.08.04 「“ふれあいコンサート”めでたく開幕」
3日(水)夜、九州を巡業する「ふれあいコンサート」の初日の舞台が開きました。会場は鹿児島市にある宝山ホール。乳幼児~小学生~中学生~保護者~さらにその親…と、幅広い年齢層のお客さんがひとつになって、九響の音に酔いしれたひ […]
2011.08.02 「今月は九州巡業♪」
先月はいろんな種類の落語会を駆け回るうちに、あっと言う間に過ぎ去りましたが──、今月は私の出演情報を見ていただくと分かる通り、がら空きです。「ということは、米團治は家で寝てるのか、或いは“お忍び”で海外を遊び歩いているの […]
2011.08.01 「桂米朝展記念落語会に国宝登場」
31日、私が大阪・高槻で落語会に勤しんでいる頃、父は東京・新宿で万雷の拍手を浴びていました。「桂米朝展記念落語会」の中の“東京やなぎ句会”同人による座談のコーナーに米朝も加わったのです。 姫路出身の父は、昔から東京への憧 […]
2011.07.31 「初顔合わせの鼎談」
高槻現代劇場での「桂米團治と粋な仲間たち」は、自分で言うのも何ですが、めっちゃ楽しかった(^ー^) いや、私がというのではなく、ゲストのお二人が盛り上げて下さったのです。 歌舞伎俳優の中村亀鶴さんと、日本舞踊若柳流家元の […]
2011.07.30 「暑中お見舞い申し上げます」
暑い日が続いていますね。皆様いかがお過ごしですか? ぶっちゃけた話、私は連日の舞台でバテ気味な時もあるんですが、疲れた身体に元気が宿るのは、やはり舞台なのです。噺家にとっては、お客様の拍手と笑いが何よりの薬! 29日 […]
2011.07.29 「平野啓子さんの“語り”と、私の“おぺらくご”」
27日夜、東京・日本橋にできた「コレド室町」内の日本橋三井ホールで、「平野啓子さんの“語り”と桂米團治の“おぺらくご”」の会がありました。今回は三井不動産のお客様のための会(いわゆるクローズドの会)でしたが、平野啓子さん […]
2011.07.28 「桂米朝展記念落語会」
新宿・紀伊國屋書店本店内の紀伊國屋画廊で開催されている「桂米朝展」を記念しての落語会が、紀伊國屋ホールで開かれました。 私は昼夜公演の昼の部に出演。米朝一門からはざこば・南光・米團治の三人。そこへ江戸の三遊亭圓歌・柳家花 […]
2011.07.26 「仁左衛門さんの熱演に感動」
久しぶりに仕事がオフとなった25日、道頓堀の松竹座で歌舞伎を観ました。いやぁ、実に素晴らしかった! 観て良かった! 元気をいただきました☆☆☆ 今回は「関西・歌舞伎を愛する会 第20回 七月大歌舞伎」というふれ込みで […]
2011.07.24 「相国寺で“地獄”」
二日続けて、異色な落語会に行きました。 23日は久しぶりに大阪・天満天神繁昌亭の朝席に出演しました。朝太郎兄さんが世話役となっての朝席。午前10時から誰が聴きに来るねんと訝しんだのは昔の話。最近は定年を迎えた世代がカップ […]
2011.07.23 「小出裕章さんの著書」
40年間、専門職の立場から一貫して原子力発電所の建設・稼働に反対して来られた京都大学原子炉実験所助教の小出裕章さんの新しい本が発売されました。その名も『原発はいらない』(幻冬舎ルネッサンス新書)。 これまでの小出氏の著書 […]
2011.07.22 「盛岡日帰り」
「桂米朝展」の初日の様子は東京のマネージャーからメールで時々刻々と伝えられてきます。実は、展覧会の準備を終えた私は翌朝、滝川マネージャーと東北新幹線「はやぶさ」で盛岡に向かっておりました。この日はミキプルーンの東北地区の […]
2011.07.21 「新宿で桂米朝展が始まる」
本日21日から、東京・新宿の紀伊國屋書店本店4階にある紀伊國屋画廊で「桂米朝展」が開幕しました。父・米朝の文化勲章受賞を記念してまず姫路で開催された「桂米朝写真展」がきっかけとなり、それが大阪と尼崎でも開催され、その度に […]
2011.07.20 「広瀬隆さんの講演」
海の日の祝日、読売テレビの「ten!」で「ニッポンを考えよう」という特集が組まれ、武田邦彦教授・手嶋龍一・岸博幸という三人の論客が原発の危険性を主張するトークを繰り広げておられました。それを見ていると、政府や電力会社が何 […]
2011.07.19 「大和撫子に恋した光源氏を愛した聖子チャンから私が指名され」
なでしこジャパン、金メダル獲得おめでとう!! リアルタイムでは観てなかったけどf(^_^; 女子ワールドカップで、無敵アメリカを見事に破った女子サッカー日本代表チームはホンマに凄い! 素晴らしい! PK戦での集中力は私に […]
2011.07.17 「圓朝祭に参加」
京都では祇園祭の山鉾巡行の日、私は新大阪から新幹線に乗り、京都で降りず、名古屋を打ち過ぎ、通い慣れた新横浜でも降りずに、東京まで行きました。今日は豊島公会堂(みらい座いけぶくろ)での圓朝祭に招かれているのです。 三遊亭圓 […]
2011.07.17 「新弟子採用の報告」
暑中お見舞い申し上げます。 先般申し上げましたように、今年の春に私の一番弟子でありました米市が一身上の都合で噺家を辞めましたが、その後、程なく新しい弟子入り志願者が来ておりました。しばらく見習いとして修行させてまいり […]
2011.07.16 「サンケイホールブリーゼでの独演会、無事終了」
16日(土)、京都では祇園祭の山鉾巡行の前日、いわゆる宵山の日に、大阪・梅田のサンケイホールブリーゼで私の独演会が開かれました。 お越しいただいた皆様、暑い中を本当にありがとうございました。 一席目のマクラで、横浜での『 […]
2011.07.14 「なでしこジャパン、凄いね(^ー^)」
14日は京都・四条柳馬場にある京都信用金庫本店に行きました。そこの京信ホールで落語会があったのです。京信さんの顧客の方々を対象にした、いわゆるクローズドの会です。 洛中は現在、祇園祭の真っ只中。四条通りは17日の山鉾 […]
2011.07.13 「サンケイブリーゼに向けて良き風を!」
13日、今日は仕事オフです。久しぶりの休日! ようやく、お礼状書きと散らかり切った部屋の掃除に励めそう。 でも、朝から米朝事務所との電話のやりとり、ウチに出入りしているサッカー好きの太陽クリーニングの兄ちゃんとの世間 […]
2011.07.12 「二日続けて琵琶湖に癒された」
10日は金沢からの行き帰りに湖西線から琵琶湖を眺め、11日は名神の大津サービスエリアから琵琶湖を眺めることができました。琵琶湖はいつ見ても心が和みます(^ー^) この日は大津市民会館で学校公演がありました。瀬田工業高 […]
2011.07.10 「宵々山コンサートに国宝登場」
昭和48年から始まった「宵々山コンサート」が今年最終回を迎え、そのファイナルが今日、京都・円山公園野外音楽堂で開かれました。昭和40年代と言えば、京都が発信源となってフォークソングが全盛を迎えた時期。その時、高石ともやさ […]
2011.07.10 「米團治・三平ふたり会 in 金沢」
林家三平くんとの二人会が初めて開催されました。大阪でもなく東京でもなく、金沢で! 新大阪9時16分発のサンダーバードに乗り、一路加賀の国へ──。北陸本線の車窓から見る田園風景には心安らぎます。今日はホントに緑が綺麗でした […]
2011.07.09 「上方再生フォーラム」
9日(土)は大阪・千日前のトリイホールで上方文化再生フォーラムがありました。5年前から続いているこの催し、毎月一回、上方文化に携わる各界の代表がいろんな話を展開させるこのイベント。私の日は4年前から毎年、大阪の茶道(煎茶 […]
2011.07.09 「小出裕章氏の提案」
京都大学原子炉実験所助教の小出裕章氏が2ヶ月以上前から提案している福島第一原子力発電所に溜まった放射能に汚染された水の処理方法はなかなか画期的だと思います。 その処理方法とは、福島第一原発の側に巨大タンカーを近づけて、今 […]
2011.07.08 「香寿たつき25周年記念ライブコンサートを満喫」
8日(金)は動楽亭昼席出演の後、毎日新聞の取材を受け、夜は久しぶりに時間が空いたので、香寿たつきさんのデビュー25周年記念のライブコンサート(大阪)を観に行きました♪ 彼女は元宝塚歌劇団男役トップスター。タータンとい […]
2011.07.08 「『宵々山コンサート・ファイナルシリーズ~新京極・誓願寺の日~』に出演」
2週間ミュージカルに没頭していたため、普段の落語の声に戻るのに少々時間を要しています。南座や動楽亭にお越しになったお客様、お感じになったかもしれませんが、その旨どうかご了承下さいませ。 7日(木)は母校の関西学院大学文学 […]
2011.07.07 「横浜はお洒落な港町でした」
横浜滞在中は色々と街並みを散策し、神戸との共通性を色々と感じました。 幕末──、西洋人が来るまでは、横浜は神奈川の宿場が、神戸は兵庫の港がそれぞれ街の中心でした。それが西洋人の到来により、それまでは何もなかった小さな […]
2011.07.06 「改めてお礼を申し上げます」
『太平洋序曲』に携わって来られた制作の皆様、出演の皆様、そして何よりこの作品をご覧頂いた多くのお客様、本当にありがとうございました! 改めてお礼を申し上げます。 首都圏とは言え、横浜での公演に、都内から連日沢山のお客 […]
2011.07.03 「華やかに千穐楽を迎える」
約2週間にわたるブロードウェイ・ミュージカル『太平洋序曲』が、昨日千穐楽を迎え、無事に最後の舞台を勤め終えました。途中、かなり疲れが出た日もありましたが、そんな時、メンバーの温かい支えを頂き、乗り越えることができました( […]
2011.07.02 「落語会とミュージカルの掛け持ち」
ブロードウェイ・ミュージカル『太平洋序曲』の公演もあと一日を残すのみとなりました。実は、最後の二日間が私にとって大変な日だったのです。昼間に落語会があったから。それも「ざこば・米團治二人会」。2日は千葉県市川市行徳文化ホ […]
2011.06.30 「やっぱり・・・」
今日、楽屋に香山っちこと、八嶋智人さんが入ってきた時、昨日の洗面台の怪の話をしたら、「いや、僕も顔は大きいはず」「じゃあ、三人で比べよう」ということになり、スリーショットを撮ったところ…ありゃりゃ、やっぱり田山先輩、ダン […]
2011.06.28 「週刊ポストに<原発なしでも停電なし>の記事」
週刊ポストが4月29日号で「原発が無くても、停電は起こらない」という記事を発表して以来、各界で話題となっています。「東電も関電も、それぞれが持つ火力発電所の出力を異常に低く設定したため、出てきた数字です」と、ポストは具体 […]
2011.06.29 「洗面台に水が散らかるわけ」
ブロードウェイ・ミュージカル『太平洋序曲』の公演も、あと4日を残すだけとなりました。私の楽屋は田山涼成さんと相部屋です。田山さんはいつも笑顔で私にいろんな話をして下さいます。学生時代に芝居に目覚めたこと、「夢の遊眠社」で […]
2011.06.27 「すべらない話に私がネタで登場」
「人志松本のすべらない話」に楽太郎改め、六代目三遊亭円楽お兄さまが出演。で、なんと終始、私の失敗ネタでスタジオを盛り上げたとか…。私は放送を観ていなかったのですが、方々からメールが入り、気になります。動画サイトで流れてい […]
2011.06.26 「後半の追い込み♪」
ミュージカル『太平洋序曲』も、中日を過ぎ、あと6公演となりました。でも、一回一回、本当に体力勝負のミュージカルです。このソンドハイムの難しい楽曲を見事に指揮しているのが、イギリス人のデイヴィッドです。デイヴッド・チャール […]
2011.06.23 「最近気になった新聞記事」
6月22日付の讀売新聞夕刊の第1面に、「2号機建屋430ミリ・シーベルト 地下で汚染水漏れか」という見出しで、その旨の記事が書かれてありました。で、地下1階で毎時430ミリ・シーベルトという極めて高い放射線量としながらも […]
2011.06.22 「梅雨の晴れ間の横浜」
『太平洋序曲』、今日(22日)は学校の貸し切り公演でした。私立の女子校とあって、男性キャストはどことなくウキウキしていました。 いざ開演──。笑うべきところは大いに笑い、聴くべきところは静かに聴き入り、とても素直に鑑 […]
2011.06.21 「一つ一つを大切に」
神奈川芸術劇場でのミュージカル『太平洋序曲』が開幕して、はや4日。 すでに5ステージが終わりました。 やはり回数を踏めば踏むほど、見えなかったところが見えてきます。 いつも思いますが、お芝居って毎回同じことを言ってるのに […]
2011.06.19 「『太平洋序曲』開幕」
ブロードウェイ・ミュージカル『太平洋序曲』が無事に開幕しました! 17日の初日の幕開けは、緊張と興奮に包まれてました。終曲の「Next」が終わった時は、みんな感動の涙と笑顔で初日の乾杯をしました。 感動の興奮も覚めやらぬ […]
2011.06.17 「もひとり豪華キャスト」
もう一人、静岡県旧清水市出身の園岡新太郎さん(愛称…しんたさん)を忘れてはなりません。艶のあるお声は羨ましい限り。尊皇攘夷派の武士として活躍されます。 ちなみに、しんたさんは9年前の初演時のメンバーでいらっしゃいます […]
2011.06.17 「またまた豪華キャスト」
このカンパニーの4人の女性の中で最も色気のあるのがカナミンこと、田川可奈美さんです。いや…そう言うと、ほかの3人は色気がないみたいですが、そんなことはありません。いずれ劣らぬ美女揃い! でも、カナミンは“放っておけないオ […]
2011.06.17 「まだまだ豪華キャスト」
このカンパニーには、岡田正さんのほかに、もう一人、1月1日生まれがいるのです。トミーこと、富岡晃一郎さん。はっきり行って犬顔です。だから、犬好きの人は、たまりません。必ず癒されます。彼の劇中での「受け取るがよい」の一言に […]
2011.06.17 「まだ豪華キャスト」
振り付けの麻咲先生が、別々の振りを教える時に、「じゃあ、田山さん、岡田さん、石鍋さんを将軍チームと名付けますね」と仰った時、誰言うとなく「どう見ても、おじいさんチームやなぁ」と囁いたのです。でも、この岡田さんと石鍋さん、 […]
2011.06.17 「続々・豪華キャスト」
このカンパニーの中で、年は若いんだけど、子役からやってるため、すでに芸歴20年を数える二人をご紹介しましょう。 まずは、小此木麻里(愛称…お子ちゃま、マリリン)◯歳。彼女の場合、何故か敬称を付けないほうがよく似合う。 […]
2011.06.17 「続・豪華キャスト」
ミュージカルに歌は付きもの。オペラの世界で鍛えた美声を響かせているのが、佐山陽規さん(愛称、バジさん)。何故バジかと言うと、最初に出たオペラが『フィガロの結婚』のバジリオ役だったから…。ちなみに、バジさんは伯爵役もなさい […]
2011.06.16 「豪華キャストに支えられ…感謝」
いつの間にやら『太平洋序曲』の初日まで、あと1日! 稽古が結構忙しく、私はまた落語会にも飛び回っていたので、なかなかキャストの方々を紹介する余裕がありませんでした。ようやく少し余裕ができたので、まだ話をしていなかっ […]
2011.06.12 「万次郎役がピッタリの山本太郎クン」
聖なる国、ニッポンに突然、ペリー率いる黒船がやってきた──。 幕末から現代までの日本を描く『太平洋序曲』。 その中で、開国に向けて大きな力を発揮するものの、やがて自分の想いと反対の方向に進み出す日本に苦悩するジョン万次郎 […]
2011.06.10 「備えあれば憂いなし」
このところ、次なる大地震の可能性が高いことを示唆する報道が相次いでいます。 新聞に地震調査委員会の発表が載ったり、NHKのラジオニュースで流されたり…。 地球の…とりわけ日本列島周辺の地殻変動が活発化している今日、いつ起 […]
2011.06.08 「元タカラジェンヌもいる稽古場」
『太平洋序曲』のキャストは総勢19人。うち女性は4人。その中には元タカラジェンヌ娘役トップもおられます。それは麻乃佳世さん! よしこちゃんこと、麻乃さんは、こだま愛さんの後、宝塚歌劇団月組の娘役トップとして涼風真世さんや […]
2011.06.08 「オケ合わせ」
ブロードウェイ・ミュージカル『太平洋序曲』。昨日まではピアノの種村久美子さんが私のリズムと音程の矯正に取り組んで下さっていましたが、今日からオーケストラが入ります。 連日、本番に向けて、集中力が問われるさなか、休憩時 […]
2011.06.05 「野洲文化ホールでの一門会」
今日は久しぶりに稽古が休み。 たぶん殆んどの出演者が一日中寝ているのではないかな? いや、役者は皆元気だから、観劇や行楽に興じてる人が多いかも(^ー^) ちなみに、私は仕事です。 前から決まっていた野洲文化ホールでの […]
2011.06.03 「衣装合わせ」
ミュージカル 『太平洋序曲』 の初日まで、あと二週間となりました。 3日(金)には衣裳合わせがありました。 19人の座組みにしてはびっくりするほど大量の衣裳が運ばれてきました。 何しろ、最低でも一人4役をする芝居。多い人 […]
2011.05.31 「麻咲梨乃先生はカッコいい!」
ブロードウェイ・ミュージカル 『太平洋序曲』 の初日まであと二週間余りとなりました。 稽古場に通いながらつくづく思うのは、宮本亜門さんって本当に言葉を大切にされる方だなぁということ。 「てにをは」 の一つに至るまで微に入 […]
2011.05.28 「住吉大社で“大吉”」
実は24日、「米團治・王楽二人会」 でトリイホールに行く前にふらっと住吉大社にお詣りに行ったんです。 筒男三神と神功皇后が祀られているこの神社は、大阪の街中にありながら、樹齢千年とも言われる楠(クスノキ)や、五大力の石な […]
2011.05.25 「米團治・王楽二人会」
24日は、大阪・千日前のトリイホールで三遊亭王楽くんとの二人会がありました。 王楽くんと言えば、「笑点」 でもお馴染みの三遊亭好楽師匠の長男です。 私よりも20歳ほど若いのに、達者な高座ぶりで、人気急上昇。 大阪でも自分 […]
2011.05.22 「東西二人会 in 八千代座」
噺家は笑いを提供する商売(笑売)ですが、普段は疲れた顔をしていることもあるのです。 殊に、忙しい日が続いていると、それが顕著になります。 でも、その疲れもお客さんの笑いで一瞬にして吹っ飛ぶことがあります。 八千代座は、ま […]
2011.05.21 「上七軒歌舞練場で落語会」
21日(土)は、京都の上七軒歌舞練場で 「踊りと落語の会」 が行われました。 上七軒と言えば、京都の五花街(祇園甲部・祇園東・宮川町・先斗町・上七軒) の一つ。 洛中からは外れている上七軒はゆったりと遊べる独特の風情を持 […]
2011.05.20 「桂三木男くんの会に出演」
またブログの更新が少し遠のきましたね…。 もちろん 『太平洋序曲』 のお稽古は連日かなりの量をこなしており、忙しい日々を送っているのですが、それに加えてここ数日、7月21日から新宿・紀伊國屋書店の画廊で始まる 「桂米朝展 […]
2011.05.15 「新緑の季節ですね」
今日からまた横浜での稽古に合流します。 私は新幹線の席を予約する時、空いている限り、北側を指定します。 日射しを避けるためでもあるのですが、一番の理由は富士山を見るため! 都内からでも富士山を見ることができる東京の人 […]
2011.05.13 「円楽・米團治二人会 in 呉」
ちょっと更新が遠のいてしまいました。 もちろん芝居のお稽古で忙しいのですが、実はここ3~4日、とある女流作家の文庫本の解説文を依頼され、その作成に時間を要しておりました。 何しろ芥川賞を受けられ、文化勲章にも輝く方からの […]
2011.05.11 「震災から2ヶ月」
東日本大震災から2ヶ月が経ちました。 東北地方の復興への足取りは思うように進んでいないみたいです。 何しろ、福島原発の事故が甚大なだけに、あらゆる点で思いきった復興スケジュールが組めないのかもしれませんね。 でも、ようや […]
「言いたい放談」<2>(2007年4月27日)
私は東京大好き人間ですが、大阪人として一つだけなじめないことがあります。それはエスカレーターの立ち位置。東京では左側に立ち、歩く人は右側を進みます。大阪ではこれが逆。左側を歩き、立ち止まる人は右に寄ります。 理由は諸説あ […]
「言いたい放談」<1>(2007年4月13日)
先月、中国に行ってきました。北京大学の日本語学科の学生たちに向けての落語会。いやぁ、驚きました。日本語を話せる人がこんなに多いとは・・・。 まず、私は言葉の洒落に挑戦。「向うからお坊さんが来たよ」「そう」。「お坊さんが二 […]
小米朝流「私的国際学」<2>(2001年1月13日)
成人式が大荒れ--会場で酒を飲む者、来賓に罵声を浴びせる輩・・・。彼らとしては一世一代のパフォーマンスだったのだろうが、悲しいかな公私の区別がついてなかった。秩序を失った自由・平等教育の中で、“男らしさ”や“敬う心”を学 […]
小米朝流「私的国際学」<1>(2001年1月6日)
おそらくはほとんどの人が、二十一世紀はユートピアだと思っていただろう。だが、ふたを開けたら大違い。経済大国の中でサラリーマンが力の限り働いた結果、負債大国になってしまった。あの汗はなんだったの。多くの人は言う、バブルが弾 […]
2011.05.08 「お菊まつり in 姫路」
8日(日)は兵庫県姫路市の十二所神社の 「お菊まつり」 のイベントに参加しました。 例の皿屋敷伝説で有名なお菊さん──。 青山鉄山に殺され、井戸から化けて出てくるお菊さんが祀られているのが姫路駅に程近い十二所神社なの […]
2011.05.07 「上方落語&手話落語」
7日(土)は奈良県大和郡山市で、福團治師匠とともに 「上方落語&手話落語」 というイベントに参加しました。 福團治師匠といえば、手話落語の先駆者です。 昔、過労により声帯を痛めて声が出なくなった時、苦肉の策で高座で演 […]